「江戸桜通り」や「日本橋さくら通り」など桜の名所が点在する東京は日本橋。毎年行われるピンクのライトアップで桜色満開の「日本橋桜フェスティバル」に行ってきたよ♪ 4月7日まで行われたこのイベントは、アートフェスティバル「バーニングマン」で話題になったデジタルアートが、高8mの桜の木「The Tree of Light 灯桜」になって日本初上陸(福徳の森)。約10万球のLEDが音や風に反応するの。
そして福徳神社参道・仲通りには「nihonbashi β」制作の光と音の幻想的な桜カーペット16mが出現。今年も中央通り沿いの三井本館・日本橋三越・日本橋三井タワーには、桜ピンクの幻想的なライトアップを展開。日本橋全体が桜色に染まった中、主人と手を繋いで心地よい春風の中、夜の日本橋散歩を楽しめたわ。となると宿泊先は当然その中心に位置する「マンダリン オリエンタル 東京(Mandarin Oriental Tokyo)」。

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「マンダリン オリエンタル ホテル グループ(ジャーディン・マセソン・グループ傘下)」は現在23カ国にあり、オリエンタルヘリテージと「Sense of Place=立地する土地柄と文化に敬意を表するホテルづくり」を表現する32のホテルと6のレジデンスを運営。そして今年、「マンダリン オリエンタル 東京(総支配人ポール ジョーンズ)」は理念の元、美しい日本の自然と歴史ある日本橋をキーワードとして、デザインコンセプト「森と水」成長・成熟をテーマに全179室を改装したの!
2005年日本橋三井タワーの30階から36階に開業したこちら。ホテルを「一本の大きな木」とし、ゲストルームを木の集合体である「森」と捉え、日本橋が呉服と縁の深い地であることから、職人や工芸家の技術によるオリジナルデザインのファブリックを用いて空間を展開してきた。5年連続「フォーブス・トラベルガイド」ホテル部門・スパ部門で最高評価5つ星を獲得。

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「ミシュランガイド東京2019」では創刊より12年連続ホテル格付最高「5レッドパビリオン」を獲得しているわ。そんな中今回の改装により「森と水」が成長・成熟しまさに「春」を迎え、一層日本らしさと共に瑞々しく成長を続けるホテルの歴史を表現したとの事。行くしかないよね?!客室デザインを担当するのは、お馴染みテキスタイルデザイナーの須藤玲子氏、そしてアートディレクター小坂竜氏。「プレジデンシャルスイート」のみプリンシパル・インテリアデザイナーDESIGNWILKES Jeffrey A Wilkes氏。
1階のホテルエントランスは相変わらず、アジアンな朱にティノ・クワン(Tino Kwan)氏らしいほんのりライティングが落ち着く。ここにも「桜」が美しく飾られる。38階メインロビーに上がると、ロビー真ん中にはお馴染み「木枠と松」がエキゾティックな迫力ね。そうこのメインロビーにも実は大きな変化があった。

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こちらのホテルと言えば、37・38階レストランフロアを中心に12のグルメがありレベルが高い。「ミシュランガイド東京2019」にて創刊より12年連続1ツ星「フレンチファインダイニング シグネチャー(SIGNATURE)」は、「ゴ・エ・ミヨ2019」でも2年連続3トック。「ミシュランガイド東京2019」6年連続1ツ星「広東料理 センス(SENSE)」、5年連続1ツ星「タパス モラキュラーバー(Tapas Molecular Bar)」。
そして「ミシュランガイド東京2019」2年連続ビブグルマンの「ピッツァバー オン サーティーエイス(THE PIZZA BAR ON38TH)」は、「ガンベロロッソ」の「世界のトップイタリアンレストラン2018」でもピッツェリア部門2スライス。そして、フロント横にある「鮨 そら」は昨年10月一杯で閉店し、何と4月6日からは「ミシュランガイド北海道2017 特別版」にて3ツ星の、北海道の名店「すし宮川」が東京初出店。

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「鮨 心 by 宮川」をオープンしているのよ!現在ミシュラン3ツ星の鮨店は国内5店舗のみ。「すし宮川」板長・宮川政明の地元北海道の食材を取り入れた独自の方法で「鮨 心 by 宮川」の職人を指導し、地元北海道と豊洲市場から毎日仕入れる最高級の魚介類を使用しながら、「すし宮川」同等の江戸前鮨を提供するとの事。事前予約制でランチ12時スタートのみ(18000円/28000円税サ別)、ディナーは18時・20時スタートの2回転(28000円税サ別)。
「鮨 心 by 宮川」の店内装飾は、宮川氏が厳選した日本の職人技を感じさせるデザイン。入り口には1300年の歴史を誇る伝統木工技術「組子」の職人として有名な谷端信夫氏による格子。店内には樹齢350年以上の檜のカウンター(9席)、かの左官職人・挾土秀平氏による土壁。そして奥に広がる窓からは東京スカーツリーがそびえる絶景を望む。主人も言っていたけど日本の一流ホテルで鮨に力を入れない手はない。

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ホテルの和食職人でお茶を濁すのではなく、街場の一流店の力を借りるべき。「アマン東京」「ザ・ペニンシュラ東京」「フォーシーズンズホテル京都」などに続いてようやくここ「マンダリンオリエンタル東京」も本腰を入れた感じ??次回宿泊の際は是非寄ってみたいわ。とそんな新鮨店を横目にエレベーターへ・・チェックイン手続きをするため部屋に向かう。スイートは全22室あり、我が家は馴染み深い2番目のスイート「オリエンタルスイート(ORIENTAL SUITE)」100m2に宿泊する。
さぁいよいよ改装した部屋に入るわ。以前と同じ広さと間取りながら、一見して明るく広くなった印象。所謂ホテルの次なるコンセプト「果実が実り、落ち葉が重なり深みを増した成長シーン」を、マットなシルバー・落ち着いたゴールド・アイボリー・ダークパープルで構成。職人技を取り入れ日本中の染織産地で創作したテキスタイルによって彩られた、日本の美学を反映する洗練された空間になっていたよ。

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細かく言えばヘッドボードには浮かび上がる様な「藤棚」の刺繍をあしらい、カスティリオーニ兄弟「アルコ」を彷彿とさせる和のテキスタイル照明が印象的で気に入ったわ。以前よりテーブル高があり目線も変わったのも効果的。ソファやチェアには花びらに包まれた様な「フラワーシャワー」と題されたテキスタイルを取り入れている。金沢の箔職人による金箔や銀箔をあしらったオリジナルのキャビネット、ベッドサイドには桐箪笥をモチーフにしたキャビネットを設置。
筆遣いで描いたカーペットや和紙で行灯をイメージした照明など、洗練された日本文化を表現した空間が心地よいわ。窓の向こうに富士山を望むのもここならでは。リビング中央の2段ラウンドテーブルには観賞用の「盆栽」も置かれていたが、これは1853年創業「清香園」が育成していて植え替えは3年毎。その度に鉢は敢えて小さくし、枝の群れが分かれた大木感を意識した樹形作りをしたとの事。

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そうそう最新のIPTVシステムも導入していて、各部屋に高精細な画面と音響を兼ね備えたテレビ(4K HDR TV 55インチ)があって、自身の保有するコンテンツをアップルやアンドロイド端末を用いて楽しめるのも素晴らしい。テレビの機能もだけどデザインが素敵で我が家にも欲しくなったわ。玄関エリアのキャビネットには「illy エスプレッソマシン」「お茶類」「ミネラルウォーター」。
リビング端にはウェルカムアメニティ「メロン」1個が丸ごと入った専用冷蔵庫(ヴィトリン)があってビックリ!引き出しにはカトラリー類も入っているのよ。少し開けた上部から綺麗にくりぬいた球体のメロンが、ゴロゴロと食べやすい状態で潜んでいるの。玄関とバスルームに挟まれたクローゼットルームには「バスローブ」「浴衣」「パジャマ」、そして「傘」「ヨガマット」「スリッパ」「衣服用ミニコロコロ」「靴磨きセット」「ジュエリー拭き」。

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寝室のドレッサーには柚子やヒノキなど日本らしい香りの「オリジナルブレンドエッセンシャルオイル」、ベッドサイドには「和菓子」も置かれる。このスイートと言えば大きな窓で明るい広々バスルームが特徴的だったが、ここは以前と全く変わりない。バスアメニティはお気に入りの「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」。丸みを帯びたクリアボトルの「シャンプー」「コンディショナー」「シャワージェル」「ボディクリーム」「石鹸」、ふんわり甘く官能的な香りが好みよ。
バスソルトは「ラベンダー」「ユーカリ」「ジュニパー」のハーブ3種。トイレが玄関とバスルームに2カ所あるのも良い。そうだ朝食も紹介しておこう。窓際に置かれた丸いダイニングテーブルとチェアが心地よかったので、朝からシャンパーニュ「クリュッグ グランド キュヴェ(Krug Grande Cuvée Brut)」もグラスで頂いたよ。ルームサービスのワイン品揃えはなかなか。

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例えば白ワインは「オリヴィエ ルフレーヴ シャサーニュ・モンラッシェ ヴィラージュ」「ブシャール・ペール・エ・フィス ムルソー・プルミエ・クリュ・ジュヌヴリエール」「フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ レ・ザンセニエール」に甲州・・・定評ある作り手による旅の疲れを癒してくれそうなラインナップ。
そんな訳でお願いした朝食は「アメリカンブレックファスト」と「和朝食」。まずは「アメリカンブレックファスト」、季節のグリーンジュースにベーカリーアイテム2種(クロワッサン・ブリオッシュ)&蜂蜜・自家製ジャム・北海道バター。季節のフルーツプレートに北海道産低脂肪カスピ海ヨーグルト。玉子料理は、ベネディクトエッグ&ズワイガニとアボガドオランデーズソース・イングリッシュマフィンをチョイスした。サイドデッシュも2種(ベーコン・グリーンアスパラガスのスティーム)、そして紅茶を頂く。

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「和朝食」はオレンジジュース。お浸し・出し巻卵・茶碗蒸し・梅干し・焼き海苔・漬物・味噌汁。今日の白身の焼き魚。優しいおかゆに緑茶を頂く。こちらの朝食は、グラスシャンパンと共にいつも美味しい印象が残る。今回も濃すぎずシンプルに分かり易い味わいで美味しく頂けたわ。桜咲く心地よい春の「マンダリンオリエンタル東京」、リニューアルされ気分も変わって過ごしやすいスイートルームのステイとなった。
さぁそこで次回はこの日のディナーのお話。同エリア日本橋にて行われたイベント、キラキラなあのお方に逢うために行って来たよ!続く・・