燃えるような日本列島、うだる様な暑さの中到着したのは、今年銀座並木通りに開業した「ハイアット セントリック 銀座 東京(Hyatt Centric Ginza Tokyo)」。オリックスが誘致し、「GINZA SIX」もある銀座6丁目に新築された「東京銀座朝日ビルディング」の3階から12階に入った。1・2階には我が家お馴染み「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の銀座並木通り店が移転オープンしている。
夜に通り慣れている銀座並木通りも、昼間灼熱の太陽の下では殺伐とした雑居ビルが立ち並ぶ様な風情にも見える。車から降りてエントランスに入ると、正面には燃える様な色鮮やかなアートパネル、そしてカジュアルな出で立ちの若く爽やかなホテルマンが出迎えてくれる。

20180722centric2

ハイアット最新ライフスタイルブランド「ハイアット セントリック」は、 現在はシカゴ・ニューヨーク・ロサンゼルス・マイアミなどの18軒を展開し、ここ銀座はアジア初上陸となる。そして2020年6月には「ハイアット セントリック 金沢」も開業予定との事。ブランド理念は「その街の中心で、最もエキサイティングな魅力発信源への玄関口」「常にゲストの旅の中心(センター)で、様々な情報が集まる拠点」であると言うわ。
案内されるままエレベータで4階へ、天井高い横長空間に、吹き抜けと延びる窓も開放的なレセプションフロアに到着する。全体的に「赤」が印象的な空間で、奥の壁には活版文字のオブジェが見える。カラフル様々な形のデザイナーズソファや、様々な高さのテーブルが所狭しと奥まで置かれ、一角に七夕短冊が結ばれた笹も揺れている。天井からいくつも下がる棒状の照明も珍しい。

20180722centric2b

そこが見渡せる対面に大きな白黒市松模様のテーブルがあり、ラフなスタイルのスタッフとカジュアルにチェックインを行なう。本来そこにはシャープ「ロボホン(RoBoHoN)」 のリック(Ric)くんがホストとしているらしいが、この日は会えず残念。パリ拠点のアーティスト「イトゥ(itu’)」氏がメークオーバーしたとの事で見たかったな。
レセプション隣には夏目漱石や銀座歴史本、アート系文献も目立つ「ライブラリー」、電源完備のデスクエリアもある。棚にはズラッと日本らしいデザインの書籍やアート作品が飾られている(実は「通貨の自動両替機」もあったりする!)。ラウンジとライブラリー間には数種類のフレーバーウォーター(無料)も置かれ、正にフリーエリア。照明が印象的な吹き抜けを見下ろすとダイニング&バー「ナミキ667(NAMIKI667)」約630m2が広がる。

20180722centric1

壁には4階同様に活版文字の巨大オブジェ、加えてネクタイやシャツ・着物などを編み込だアートなど印象的に配置されている。ショーキッチンがウリで、コネクトすれば約86m2になる2つのプライベードダイニングルームがある。
並木通りに面したテラスは約40mに及び、沿って階段廊下からの7mカウンターバーも面白いわ。聞けば東京で収穫される野菜や江戸甘味噌といった「東京の食材」を取り入れたオーブン料理をメインにしているとの事。そうそう8月いっぱいは15種類のクラフトビール2時間飲み放題の「NAMIKI Beer Terrace」も開催されている。

20180722centric3

ホテルのインテリアデザインを手掛けたのは、フォーシーズンズホテル京都「鮨 和魂」でも知られる赤尾洋平氏の「ストリックランド(STRICKLAND)」。コンセプトは「銀座の伝統と革新、その相反する2つの価値を空間におとしこむ」との事だった。なるほどいかにも「スーパーポテト」出身的派手な和モダンって感じ。
延べ床面積は約12000m2平方メートルで、3階にダイニング&バー、4階がここフロントとフィットネスセンター、5~12階が客室。建物が朝日新聞社の歴史的関係な事から「出版印刷業の名残」を各所デザインに取り込んでいる。各階のエレベーターホールにも新聞紙で作られた数字アートや、昔の「活版印刷風景」写真などが飾られていた。銀座の4特徴「ランドスケープ」「ファッション」「エンターテインメント」「メディア」で表現した164の客室。8階以下が「スイート」で9階以上が「シティビュー スイート」となる。

20180722namikist4

と言う訳で案内されて向かうは最上階12階、ここは「メディア」がテーマらしい。廊下も派手派手真っ赤な幾何学模様。中でも今回我が家が宿泊する部屋は最上スイートの「ナミキスイート(NAMIKI SUITE)」127m2+45m2テラス、1泊42万円程度。並木通りに面したテラスとキッチンダイニングを備える特別な部屋よ。
今までもハイアットグループ東京上カテゴリーの「グランド ハイアット」「パーク ハイアット」「アンダーズ」の最上スイートを使って来た。今回は中ランクブランドでカジュアルなスタイルで少々心配なチェックインだったが、部屋に入ると予想以上に豪華な造りでホッとしたわ。

20180722namikist4b

とにかく明るくカラフル賑やかなインテリア。リビングとベッドルームに沿って窓の向こうには「並木通りを見下ろすテラス」が設けられていて開放的、広く感じる。玄関から入って正面には「ダイニングキッチン」があって、ダイニングテーブルに繋がる大きなIHクッキングヒーターが綺麗。そこには大きめ冷蔵庫・ミニバー・ネスプレッソ・電気ケトル、シンク横の食器棚には皿やグラスも揃ってパーティー仕様になっている。
ダイニングの壁には真っ赤な襖アート「銀座の名所」が広がりエキゾティックな演出ね。リビングとベッドルームの仕切りミラー張り壁には58インチの4K液晶テレビ。その周りには本なども多数置かれている・・目についたのは分厚い「ルイ・ヴィトン」の最新書籍?!「ルイ・ヴィトン キャットウォーク(LOUIS VUITTON CATWALK)」もあった!

20180722namikist3

1998年からのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)とニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)のコレクション写真1350枚を収めたウィメンズ20周年記念書籍(632ページ/英語)よ。そうだ実はこの日、伊勢丹新宿店で開催される「Louis Vuitton Fall-Winter 2018 women’s pop-up event」内覧会に招待されたのだけれども、時間が取れず行けなくて残念だった。それでも「2018秋冬」は既に予約している事だし色々と楽しみ。
おっともとい、リビングにはあらゆるデザインの椅子やソファが並び、繋がる様なテラスにもダイニングセットやカウチが置かれている。絨毯を含めかなりビビット色彩溢れる世界なので、落ち着くと言うよりはテンションアガルバブリーな空間。血圧高めの方は要注意かも(笑) 暑くて風も強い日だったので結局テラスには出なかったが、気候が良い日にはブランチなども良いはず。

20180722namikist2

と言う訳でリビングにはウェルカムアメニティの「モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル(Moet & Chandon Brut Imperial)」がキンキンに冷えて美味しそう。加えて桃や葡萄などのフルーツ、「Hyatt Centric」ロゴ入りクッキーもあった。わ~い夏にカンパ~イ♪
奥に進むとベッドルームで、キングサイズのベッドが2つ並ぶわ。壁には寝室とは思えない派手で大きなモダンアートが掛けてある。ここの絨毯も赤。赤いベッドヘッドボード越しに横長デスク(館内Wi-Fi/AC100Vコンセント/3.0AのUSBポート/BOSE ® Bluetoothスピーカー)と、セーフティーボックス完備のクローゼットが2つで収納も万全(スリッパ/アイロンとアイロン台)。更に奥に進むと黄色い格子柄の大きな円柱が鎮座・・

20180722centric6

位置的に不思議なので何かと思って開けてみたらなんと「バスルーム」!?なるほどびっくり。モザイクタイルが美しい不思議な円形のバスルームは使いやすい最新のハンドシャワーで、ボタンを押すだけで円形バスタブにお湯が溜まってラク。蜂のマークが可愛いアメリカ「ビーカインド(BeeKind™ by GILCHRIST&SOAMES)」のバスアメニティーが並んでいるわ。
珍しいのはフード付きバスローブ。スーパーロングヘアの私には有難いアイテム。内側がパイル地で外側はマイクロファイバー使用の特注品だそう。グレーに赤いセントリックロゴがオシャレね。そんなバスルーム脇(ベドルームと反対側)にダブルシンクの広い洗面スペースに、ベンチなども置かれて快適。ここも寝室とつながったテラスが隣接する。

20180722namikist5b

楽屋ライトな洗面台両サイドには沢山のタオルにバスアメニティボックス、浴衣にサロン仕様のヘアドライヤーなど。そうそうミネラルウォーターも沢山置かれていたわ。トイレはこの洗面所脇に1つと、リビング側に1つね。
さぁシャワーを浴びてシャンパンで一息付いたら、ディナーに向かう準備をするよ。行き先は我が家お馴染み、恵比寿ガーデンプレイスにある「ガストロノミー ジョエル・ロブション(Gastronomie Joel Robuchon)」、夏の新作メニューを堪能しなきゃ♪ 迎えの車が到着した様なのでロビーに降りて行くと、ラウンジには多くの人がラフな服装で思い思いに過ごしている。

20180722namikist5

あ、そうだ翌日ルームサービスでお願いした朝食もアップしておこう。オシャレな三段重と東京の旬野菜を使った「NAMIKI667ブレックファースト」は、玉子料理にソーセージ・ローストベジタブル、選べるブレッドとフレッシュフルーツなど。そして出来立ての「ココナッツフレンチトースト」は、メゾンカイザーのブリオッシュを使用しているそうでふんわり仕上げ。ホイップクリームとベリーコンポートで頂いた。「ナミキ667」を垣間楽しめたわ。
内装は日本的銀座的と言うより、香港的エキサイティング&エキゾティックな風情の「ハイアット セントリック 銀座」、アメリカやアジアからの客が9割との事で、確かに滞在中日本人客は私達以外見掛けなかった。スタッフ達もフレンドリー、あくまでもライフスタイルホテルなので、他のラグジュアリーホテルと比べるとカジュアルな印象だが、なんせ今年の夏は暑すぎる・・これくらいポップで弾けた方が過ごしやすいかもしれないね。続く・・

20180722namikist3b