7月1日から15日は夏祭「博多祇園山笠(櫛田神社祇園例大祭)」で盛り上がる福岡中心部。博多人はこれを合図に夏が始まると言うものだ。と言う訳で取り急ぎ「ラブイベントワイン」「春のシャンパン特集」の続きと言う事で「蒸し暑い夏(梅雨)に楽んだワイン特集」を備忘録的に挙げておこう。まずは先月「父の日」に早い時間から開けたのは、ゴールドに輝くボトルがインパクトな
「テタンジェ・コレクション ヴィクトル・ヴァザルリ(TAITTINGER Collection Victor Vasarely)1978年」。毎回異なる芸術家によりアートデザインがボトルに施される「テタンジェ アートコレクション(Taittinger Art Collection)」シリーズ、我が家も良く開けており何本かはボトル自体を保存している。そんな「アートコレクション」は1983年が初リリースで、この「1978年」がファーストヴィンテージなのだ。

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妻は一目見て「あ!これ見たかったんだよね~♪」と目をキラキラさせている。人間の錯覚を利用した「オプティカル・アート(Optical Art)」で知られるハンガリーの画家ヴィクトル・ヴァザルリのよる物だ。シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%。コルクは収縮し、グラス注がれた深いゴールド色にも長い熟成を感じさせる。それでも微細な泡は残っていてグラスの中でキラキラと美しく煌めく。
ナッツ・カラメル・カフェオレ・黒糖・ヌガー・・ジンジャーのニュアンスなどさまざんな香りが深く交差する。泡が微かな刺激を残し上品さを感じさせる。深い余韻は長く、食後酒ブランデーのような雰囲気も残す。香りは十分に熟成しているが、味わいと酸にはどこかフレッシュさも感じさせる。シャンパンのシャンパンたる所以は泡にある。熟成した白ワインにはない、溶け込んだ泡のニュアンスが上品さを醸し出していた。ちなみに合わせたスイーツは

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チェリ~ちゃんがプレゼントしてくれた「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」から父の日限定のハート型ショコラケーキ「クロック ムッシュ」。ふんわり柔らかなショコラのムースに、ブラジル産カカオのシャンティイ、ウイスキーがほのかに香るビスキュイを合せている。フランスらしい濃厚さと大人の味で大好物。家族そろって愛を感じる父の日の午後であった。続いては少し遡った平日の夜、開けた赤ワインはブルゴーニュ
「DRC エシェゾー(Domaine de la Romanee Conti Echezeaux Grand Cru)2007年」。ホワイトデーに帝国ホテル「レ セゾン(Les Saison)」で行われた「アラン・パッサールとティエリー・ヴォワザンの華麗なる饗宴」で「DRC ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanee Conti Romanee-Conti Grand Cru)1998年」を開けた事から、それ以来妻が「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)」ばかりを要求するので困る(笑)

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我が家のセラーにある「DRC ロマネ・コンティ」はどれもまだ若くて開ける時期にない。「ラ・ターシュ」は正月に開けたし、「リシュブール」「ロマネ・サン・ヴィヴァン」「グラン・エシェゾー」もそんなに本数もない。そこで選んだのが「エシェゾー」。「2007年」はなかなか難しい早飲みのヴィンテージなので開けてみる事にした。エシェゾーは畑4.67ha、平均樹齢32年、年間生産約1300ケース。
恵比寿「ジョエル・ロブション」では「1989年」「2000年」を、赤坂「ピエール・ガニェール」では「2006年」を開けている。そう言えばかなり前に西麻布「レフェルヴェソンス」で同「2007年」を開けたが、当時はまだかなり若ため樽香と統合しておらず、口中に残るタンニンが料理の邪魔をした。と言う訳でこの日の「DRC エシェゾー 2007」は発展が見られるだろうか。グラスに注ぐと赤い果実・麝香・スミレのドライフラワー・・

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香りの立ち上がり方はかなり控えめ。1時間半もするとやや広がりを見せて香りのバランスが取れて来た。タンニンは溶け込みシルキーだが、余韻にはまだ強めの苦みを残す。2時間すぎても発展せず控えな飲み口のまま。これはヴィンテージの問題だろう。我が家もこの年は「DRC社」を訪問しているので何とも言いようがないが(笑)造り手はかなり苦労したんだろうな・・と思える味わいであった。これと共に楽しんだデザートは
スペイン王室御用達ショコラテリア「カカオサンパカ(CACAO SAMPAKA)」。カカオ香豊かで滑らかなチョコレートケーキ「マダレナ ショコラタ」と、2枚合わせて完全なハートになるラジョラス「ベルメール ネグロ」と「ベルメール レチェ」だ。甘すぎないカカオの風味が良く合った。さて更に遡ってこれもブルゴーニュ、DRCに並ぶトップドメーヌと言えば、ジュヴレ=シャンベルタン村にある「アルマン・ルソー(Armand Rousseau)」だろう。

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この夜は「アルマン・ルソー ルショット・シャンベルタン クロ・デ・ルショット(Armand Rousseau Ruchottes-Chambertin Grand Cru Clos des Ruchottes)2009年」を開けた。以前博多「レストラン花の木」にて「1993年」を、 日航福岡「レ・セレブリテ」で「2007年」を開けた。「ルショット・シャンベルタン」は3.3haの小さなグラン・クリュで、現在6ドメーヌが所有する。上部の「ルショット・デュ・パ」と
下部の「ルショット・デュ・ドゥスュ」に分かれる。北限であるためかなり強い風が吹き、ミネラルのしっかりした繊細でいて芳香漂うワインが生み出される。上部の1.06ha「クロ・デ・リュショット」は「アルマン・ルソー」が単独所有するモノポール。小さな岩(Ruchots)からも想像できるように、岩が多い土壌から決して重厚ではないものの、繊細でエレガントなワインが生み出される。前回自宅で開けた同「2005年」もまだ少し硬かった。

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休日の夕方早めに2時間前から抜栓する。グラスに注ぐと美しく透明感のあるルビーが揺れる。赤い果実のジャム・麝香にスパイス・紅茶・やや萎れた薔薇・動物の毛・・熟成の始まりも感じさせる。タンニンは溶け込みシルキー、「ルショット」らしいミメラル感はほどけている。そんなアタックはなめらかでエレガントだが、旨味が乗っている。高めながら落ち着いた酸と共に細やかなスパイシーさを伴う可憐な余韻が長い。
重量は軽く浮遊感はあるが、赤い果実のピュアさと旨味がある。妻も「ルソーらしい味ね♪」と結局3時間程かけて楽しく味わった。蒸し暑いとどうしてもビール代わりに定番シャンパンを開けるが(「ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)」「アンリオ キュヴェ・デ・アンシャンテルール(Henriot Cuvee Des Enchanteleurs)」など)、トロピカルな甘みある白ワインの方が美味しく感じる時もある。平日やランチに

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カジュアルに開ける機会も増えるので挙げておこう。カリフォルニアから「シー・スモーク・セラーズ シャルドネ サンタリタヒルズ(Sea Smoke Cellars Chardonnay Sta Rita Hills)2014年」。究極のピノ・ノワールを目指して1999年に設立したドメーヌ。2001年がファーストヴィンテージだ。ソノマではなくサンタリタ・ヒルズで高い品質のワインを生み出して評価も高い。「シー・スモーク・セラーズ」の作り出すシャルドネは、
当初非売品だったため「幻のシャルドネ」とも言われた。フレンチ・オークの新樽比率55%、16ヶ月の樽熟成。グラスに注ぐと輝きのあるレモンイエロー。オーク樽香を伴った南国フルーツ、麝香の様なスパイシーさ、そしてバターや塩キャラメル。旨味が詰まってアタックからぐっと引き込む力がある。微かな苦みもアクセントにバランスも良い。香りはやや閉じるものの、味わいにはインテンシティがあって余韻もかなり長い。

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アルコール度は14.5%と高めでリッチな飲み口だが、高い酸と塩気を感じさせるミネラル感が、清涼感をもたらすため、変なべたつきはない。カリフォルニアらしいシャルドネながら定評通りモダンな飲み口であった。その他自宅開けた白で言えばブルゴーニュ「ミッシェル・ニーロン シャサーニュ・モンラッシェ レ・シャン・ガン(Michel Niellon Chassagne Montrachet Les Champgains 1er Cru Blanc)2013年」
「ロン・デパキ シャブリ グラン・クリュ ラ・ムートンヌ(Long-Depaquit Chablis Grand Cru LA MOUTONNE)2009年」「ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ(Bonneau du Martray Corton-Charlemagne Grand Cru)2007年」など、南仏バカンス時は「ラロッシュ シャブリ レ・フルショーム ヴィエイユ・ヴィーニュ(Laroche Chablis 1er Cru Les Fourchaumes Vieille Vignes) 2014年」

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「フランソワ・ミクルスキ ムルソー(Francois Mikulsk Meursault) 2015年」「ミラヴァル・ブラン・ヴァロワ(MIRAVAL BLANC VAROIS AOC Coteaux Varois en Provence)」も楽しんだ。そうだこれもあったな「サム・ハロップ セダリオン シングル・ヴィンヤード シャルドネ ミネラル(Sam Harrop Single Vineyard Chardonnay Mineral Waiheke Island)2014年」、多忙だった平日に軽く開けてみた。
「サム・ハロップ」の名はワイン好きなら一度は耳にした事があるだろう。2003年当時最年少の31歳でマスター・オブ・ワイン(MW)に合格。ロンドン開催のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)に日本酒部門を創設した。英国のドリンク・ビジネスが2013年に、最も影響力のあるワインコンサルタント10人の1人にも選出している。そのサム・ハロップが、故郷ニュージーランドのワイヘケ島で造るワインが「セダリオン」だ。

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2013年に初ヴィンテージとしてリリースし、生産本数は各2000本を切る。この「シャルドネ ミネラル」は「シャルドネ アラエ・ヴィンヤード」から2014年に加えられた新キュヴェ。テ・アラ・エステートの畑(0.9ha)は粘土質と石灰岩の土壌でより天然ミネラルが濃いワインが作られる。グラスに注ぐと硫黄・ガス臭など特徴的な還元香が強い。その奥に白桃・ライム・ミカンの皮・・優しい柑橘のアロマも感じられ複雑な印象だ。
アタックは樽のバニラを一瞬感じるが、クリーンでやはりミネラルな印象。非常に高い酸味が旨味を包み込む様相が何とも言えない。余韻にはまさに海を感じる塩っぽさがアクセントになる。軽さと香りの複雑さが調和した、マスター・オブ・ワインのサムハロップらしい味わい。スイスイと行くうちにあっという間に飲み干した。妻は1杯で終わったし「グラン・メゾン」では難しい・・でもそんなしみじみした味わいが

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「ワインの今」だとも感じた。面白かったので、翌日続けて開けてみたのが「サム・ハロップ セダリオン シングル・ヴィンヤード シラー ブロック31(Sam Harrop Single Vineyard Syrah “Block 31” Eastern End Waiheke Island)2014年」。シラーはワイヘケ島東の段々畑で1haで粘土主体の土壌。シャーヴ・クローン52%、エルミタージュ・クローン48%のブレンド。樹齢は14年、それぞれ異なる酵母を使用する。
瓶詰めされるまで14か月樽熟成、澱引きなし。22.5%の新樽3~5年の古樽を使用、アルコール14%。グラスに注ぐと樽由来の甘いヴァニラ・チェリー・ラズベリー・・細かく曳いた黒胡椒の雰囲気がかろうじてシラーぽい。香りはまだ若いせいかやや単調だが、アタックから心地よい軽い飲み口が広がる。タンニンはすべらかな食感と共に、余韻にアクセントとしてほんの微かな苦みを残してくれる。チャーミングな甘みと

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程よい旨味があるので料理とも接点があるだろう。極めて高い酸が全体をコントロールし、何とも心地よく次々と飲みたくなる。シンプルながら滋味深いワインが暑さに疲れ気味の体をほっと癒してくれた。ちなみに合わせたデザートは「ヴィタメール(WITTAMER)」の新作「チェリーボンボン」、キルシュ風味が気に入ってペロリと食べてしまった。そんな訳で後日、マスター・オブ・ワイン繋がりで開けたのがオーストラリア最南端
コール・リバー・ヴァレーの「トルパドル・ヴィンヤード ピノ・ノワール(Tolpuddle Vineyard Pinot Noir)2013年」。アデレード・ヒルズのワイナリー「ショー・アンド・スミス(Shaw And Smith)」のオーナーであるマイケル・ヒルスミス(Michael Hill Smith)とマーケティングマネージャーのデヴィット・ルミア(David LeMire)、2人のマスター・オブ・ワインが2012年から作るワインだ。1988年に植栽された。

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2017年ニュージーランドで開催された「インターナショナル・ピノ・ノワール・セレヴレーション」で、ワイン評論家ジャンシス・ロビンソン(Jancis Mary Robinson)が推薦した事でも脚光を浴びた。ラズベリー・チェリー・クラッシュしたザクロ・クリーンな麝香・オリエンタルな紅茶・・複雑さはないがチャーミングな香りだ。しなやかな酸、しかしやや重心の低い軽やかなアタック。凝縮感は全くないがすべらかなタンニンが
羽毛のような余韻に連なる。時間と共に少し青いノートが、1時間もすると薔薇様の華やかさも出てきた。それでも重厚感の全くない軽やかな余韻が特徴的であり、ブルゴーニュとの差を確かに示しくれる。表示のアルコール度数は12.5%とかなり低い(ただし「2012年」「2014年」は13%)。2時間した香りはまさにヴォーヌ・ロマネのプルミエレベルであるが、味わいの軽さとアルコール感の低さが、良い意味ではっきりとした印象に残り、

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ブルゴーニュとの差になっている。我が家お気に入りのフレンチレストラン(複雑ないし重層的な料理)で頂くには役不足にはなってしまうが、遅くなった平日に開けるには十分。マスター・オブ・ワインのドメーヌらしい現代的かつ滋味深いピノ・ノワールであった。ちなみ合わせたスイーツはお馴染み「フランス産発酵バター エシレ」の、大阪「エシレ・マルシェ オ ブール(ECHIRE MARCHE AU BEURRE)」限定品「パルミエ・エシレ」。
エシレバターを何層にも折り込んだパリパリ美味しいハート型パイだ。あそうそう、FIFAワールドカップ開催中のもあったな。テレビで日本初戦を応援しながら開けたのは久しぶりの「ドラピエ グラン・サンドレ ブリュット・ミレジム(Drappier Grande Sendrée Brut Millesime)2006年」。以前大阪のレストランで開けた、現地で直接仕入れたと言う「カルト・ドール(DRAPPIER Carte D’or Brut Millesime)1992」は印象的だった。

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コート・デ・バール地区ユルヴィル村の自然派ネゴシアン・マニピュラン。シャルル・ドゴール大統領のほか、マンチェスターユナイテッドの元名将ファーガソン監督が好んだ。そう言えばルチアーノ・パヴァロッティが歌う前に飲んでいたそうだ。1808年からワイン造りしていたが、本格的にシャンパーニュを造り出したのは1951年。家族経営続け現当主ミッシェルは8代目だ。シックなラベルの「グラン・サンドレ」はトップ・キュヴェ。
1838年ウルヴィル村大火で焼灰に覆われた最良区画グラン・サンドレの、最も古い樹齢の葡萄で出来が良い年のみに造られる。シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%。グラスに注ぐと、グレーかかった深めのイエローゴールドから立ち上る細かく美しい泡。白桃・洋梨など熟したトロピカルフルーツ、そこから酸化を感じる少し発展した土のニュアンス。アーモンドの香ばしさ・細かく砕いたスパイス。25年間樽熟成させたリキュールを使用しているから、

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ドサージュ5g/lながら熟した果実の甘さもある。泡は溶け込み口中を微かに刺激し、ほろ苦さが余韻を長く引き締める。複雑で気品ある香りからなめらかな口あたり・・飲み心地と爽やかさが調和したシャンパーニュは、日本が勝利した記念的な味わいとなった。ちなみにその後の日本戦で深夜に開けたのは定番「テタンジェ コント・ドゥ・シャンパーニュ(Taittinger Comte de Champagne Blanc de Blancs)1999年」など。
では最後は、大雨後の日差しにホッとして開けた「ユリス・コラン ブラン・ド・ノワール・エクストラ・ブリュット レ・マイヨン(Ulysse Collin ‘Les Maillons’ Blanc de Noirs Extra Brut)」、我が家での登場頻度は高い。コンジィ村で約200年前からブドウ栽培しているコラン家。現当主オリヴィエは2001年からアンセルム・セロス氏の元で学び、2003年に自身のドメーヌ「ユリス・コラン」を創設、2004年に5400本産出した

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ブラン・ド・ブラン「レ・ピエリエール(Les Pierrieres)」がスタートだ。そして「レ・ロワーズ(Les Roises)」、この日開けたブラン・ド・ノワール「レ・マイヨン(Les Maillons)」、そして今春京都「レストラン モトイ」で開けた「ロゼ・ド・セニエ」だ。ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。ドサージュはわずか1.7g/lだがそうとは思えない程よい甘さと旨味。クリーミーな泡が立ち上り、
オレンジかかった色調が夕暮れの日の光に映える。クリームドカシス・オレンジの皮・野薔薇の葉・・デゴルジュマンは2016年2月16日だが、酸化したニュアンスと凝縮した果実味がまろやかに統合している。高く上品な酸がエレガントさを醸し出す。余韻にはチャーミングな果実の甘さが酸とともに残る。セロスみたいに爆発的なエネルギーはないが、むしろきちんと整理され秩序だったエネルギーが上品に飲み手を惹きつける。

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そこで翌日開けたのが「レ・ピエリエール」、こちらも登場頻度は高い。グラスに注ぐと八朔の皮・アニス様のスパイス・微かな樽香・フルーツのコンポート・・繊細な泡が清廉なミネラル感を引き立てる。柔らかくも中心を走る酸味が印象に残る。口にふくむと白ブドウの甘さと旨味が自然ににじみ出る。ノン・ドサージュだが葡萄の甘さを十分に感じる。ピュアだけれども飲み手に緊張感を強いることはない、
柔らかくバランスの取れた味わいだ。「ユリス・コラン」はブラン・ド・ノワールの方が飲み手に迫って来るが、このブラン・ド・ブランもその独自の世界観が面白かった。と言う訳で「梅雨時期の家飲みワイン」をザッとピックアップしたので、次回は梅雨明けした東京での、我が家お馴染みあのキラキラグラン・メゾン、恵比寿「ガストロノミー ジョエル・ロブション」での新作夏ディナー&貴重ワインを紹介するとしよう。続く・・

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