2018年6月21日パリのパレ・ロワイヤル(The Palais Royal at The Place Colette Paris)で歴史的な事が起こった。「ルイ・ヴィトン 2019年春夏メンズコレクション(Louis Vuitton Men’s spring-summer 2019 Fashion Show)」で、ガーナ人の新メンズ・アーティスティック・ディレクター ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh OFF-WHITE c/o)がデビューを飾った。
かなり長い直線のキャットウォークは輝くレインボーカラー?!沿って続くベンチにはそのカラーのお土産Tシャツが置かれ、その後ろにはそれぞれのカラーを着た500人の「ルイ・ヴィトン」パリ本社スタッフ達。フロントロウにはカニエ・ウエスト(Kanye West)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、リアーナ(Rihanna)、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)、リタ・オラ(Rita Ora)、ベラ・ハディット(Bella Hadid)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、

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トラビス・スコット(Travis Scott)、村上隆、岩田剛典などなど大賑わい。ショー開始BGMはカニエ・ウェスト(Kanye West)の「I thought about Killing You」、トロントのジャズグルーブ「バッドバッドノットグッド(BADBADNOTGOOD)」の生演奏が流れる中のランウェイとなった。更にカニエの「Ghost Town」なども。ファーストルックから17はなんとオールホワイト・セットアップ、皆黒人モデルと言うのが主張だろう。
ヴァージルちゃんがNY「メットガラ(MET GALA)」でケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)を伴って登場したのがこのオールホワイトだったね。そうそう、モデルの中にキッド・カディ(Kid Cudi)もいてびっくりした(笑) ヴァージルちゃんは1980年イリノイ州ロックフォード生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校で土木工学学位を、イリノイ工科大学で建築学修士号を取得。2006年にカニエとLVMH「フェンディ(FENDI)」でインターンをしていた関係で、

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当時「フェンディ」CEO(現在ルイ・ヴィトンCEO)のマイケル・バーク(Michael Burke)と東京で運命の出会いをする。その後2012年に「パイレックスビジョン(PYREX VISION)」を、2013年に「オフ-ホワイト」設立。2015年には「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のファイナリストに選ばれた。そして今回、親友で前LVメンズ・アーティスティック・ディレクター キム・ジョーンズ
(Kim Jones 現ディオール・オム)」の後押しがあってLVメンズデビューを果たした。LVMH帝王ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長も「素晴らしい!」と拍手を送っていたわ。とにかく話題満載のヴァージルちゃんのファーストコレクションは予想以上に大成功だった。当然ストリートやスポーツ系色満載、作業着やハンター・フェンシング風デザインがLVならではの上質素材で出来ていた。実際商品としてどのように展開していくか、顧客としても今後が楽しみな

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LVメンズ、いやファッション界新時代の幕開けだった。ちなみにキムくんのDiorデビューは、とってもエレガントで美しく驚くほど「ディオール」らしくて素敵なショーだったよ(感涙) ついでにそうだ、これも触れておこうLVな「2018 FIFAワールドカップ ロシア」。「テニス全仏オープン」「ラグビーW杯」もしかり、ルイ・ヴィトンが今回もサッカーWカップ「優勝トロフィーケース」の製作を担当したわ。
パリ郊外のアニエールの工房で職人の手作業により製作。3回目となる今回はチタニウム製、外側にはもちろんモノグラムが施されている。これに合わせて「アディダス(ADIDAS)」とコラボ、1970年以降W杯で使用された公式ボール13個とLVオリジナルボール1個が収められた限定「FIFA WORLD CUP OFFICIAL MATCH BALL COLLECTION TRUNK」も用意された。そしてLV一部店舗とオンラインでは、サッカーボールをモチーフとした「キーポル・バンドリエール」などの

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「LOUIS VUITTON 2018 FIFA WORLD CUP OFFICIAL LICENSED PRODUCT COLLECTIO」も登場しているわ。・・・と日々話題満載な「ルイ・ヴィトン」なので前置きが長くなってしまった!ここからが本題「ルイ・ヴィトンによる南仏コート・ダジュールの旅」の続き。これまで5回に渡り、招待・準備編フィンエアー・ビジネスクラス編カールトン・カンヌ宿泊編ミシュラン星付きレストラン編
LVクルーズ・ショー実況編」と綴って来たが、この6回目ショー後に行われた「アフターパーティー」のご報告で最終回となる。美しき南仏の鷹の巣村「サン・ポール・ド・ヴァンス(Saint-Paul de Vence)」の一角「マーグ財団美術館(Fondation Marguerite et Aimé Maeght)」で、巨匠アートとの夢の様な協演「ルイ・ヴィトン 2019年クルーズ・コレクション・ショー(Louis Vuitton 2019 Cruise Collection by Nicolas Ghesquiere Fashion Show)」が

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繰り広げられた後、一斉に数十代の「LVマーク入り黒塗りメルセデス」が向かったのはアンティーブ岬。その南先端にそびえる伝説のパラスホテル「オテル・デュ・キャップ・エデン・ロック(Hotel du Cap Eden Roc)」よ。1870年フィガロ社オーギュスト・ドゥ・ヴィルメッサンによって建てられ、1887年にアントワーヌ・セラによって現「ホテル・デュ・キャップ」になった。現在のオーナーは
ホテル「ル・ブリストル パリ (Le Bristol Paris」などを所有する「オトカーコレクション(Oetker Collection)」。そうそうここは、スコット・フィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald)の短編小説「異国のホテル」の舞台になった。彼はこの地を「星々から降り注ぎ泡立つような奇跡の光」と表現したわ。そのフィッツジェラルドは元より「夜はやさし」のモデルにもなった友人のジェラルド・マーフィー(Gerald Murphy)夫妻の関係で、

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ピカソやマン・レイ、ジョン・ドス・パソスにヘミングウェイ、フェルナン・レジェなどもここで過ごした。そしてイギリス王室やケネディ一家も常連(ゴールデン・ブック)だったのは有名な話。皆「ルイ・ヴィトン」の顧客とも重なるわ。そう言えば「シャネル 2012年クルーズ・ショー(Chanel Cruise Collection Fashion Show 2012)」はこちらで開催された。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)も
「地上の楽園」だと気に入っている。毎年カンヌ映画祭のシーズンには、米国エイズ研究財団amfAR(American Foundation for AIDS Research)ガラなど連日華やかなパーティが行われ、今なおここには世界中の有名人・セレブがこぞって訪れる「地上で最も素晴らしい場所」なの。雨の中数十分走って車が「オテル・デュ・キャップ・エデン・ロック」に着く。門を入ってすぐの海に面した別館「パヴィヨン・エデン・ロック」、白亜のエントランスで車を降りる。

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傘をかざしてくれるイケメンLVボーイズに案内され、屋敷の階段を降りてレストラン「グリル・エデンロック」に入って行くと、そこにもモデルなキラキライケメンLVボーイズが出迎えてくれて目が足りない(笑) ここが最たる海沿い岸壁の特等フレンチ・リヴィエラ! 奥にはフランスで初めて造られた海に続く「インフィニティプール」があり、底には大きなLVマークが~♪ プールの海水は28℃に保たれ、
続く海側にはダイビングボードも設置されている。名だたるセレブ達はここに船を付けて入って来るとの事。そうだ、先月ケンダル・ジェンナー達が、プール傍の崖にあるブランコではしゃいでいたのがインスタに出ていた。プール手前のガーデンエリアにはテーブルが並び、向こうを見ればナポレオンⅢ世様式が豪華な本館「ホテル・デュ・キャップ」ものぞむ。屋根付きテラスに戻り改めて見渡して気付いた、壁やDJブースや海岸沿い柵までもLVマークが施されている・・

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さすがにスゴイね!雨が降っていてもこの豪華な岬と地中海の景色がいかにスペシャルな物かは分かるわ。他のゲストより早目に到着したので、まだ会場にいるのはLV幹部たちばかり・・お!ここでも目の前にいたEXOセフンにソフィー・ターナー・・そうじゃなくて私のお目当ては・・見つけた~♪ 相変わらず素敵な笑顔のルイ・ヴィトン ジャパンのデヴィッド・ポンゾ(David Ponzo)プレジデント&CEO~♪お久しぶり~とご挨拶させて頂く。
振り向く社長は「あ、私の妻と同じドレスのチョイスです」。うんうん、ほんとにいつ見ても甘いマスクで優しい素敵なポンゾ社長~♪ 彼曰く「今回のクルーズより去年の京都でのクルーズ・イベントの方が気に入っています」とすっかり日本贔屓なニュアンスが良かった。「かなりルック数も多かったですね~」など色々お話出来て楽しかったわ。さて、フィンガーフードとシャンパンを手に、ふと海を見渡しひと際大きな船に目が留まる・・・ん?何と!ロシアの大富豪

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アンドレイ・メルニチェンコ(Andrey Melnichenko)氏が所有する世界最大のヨット「セーリングヨットA」よ!?全長142.6mで8階建て(高91.4m)の482億円、まさか目の前にゆっくり動いている!!水中監察室なども完備とかで・・ん??下部分が開いておりテラスに続く豪華リビング?も見えるからびっくり♪ う~んさすが世界の富豪が集まる場所なだけある、御利益ありそう(笑)
気が付けばすっかり賑わうテラス、撮影ブースにはプロのカメラマンが待機する。クルーザー浮かぶ海をバックに、マッチョなセーラーマン姿のメンズモデルたちとポージングなど皆思い思いに楽しんでいた。ファッションショーの間だけピタリと止んでいた雨もいよいよ本降りに。テラスは冷え込んで来た事もあり、私達夫婦はまだまだ盛り上がるパーティーを出て、一足お先に宿泊先の「インターコンチネンタル カールトン カンヌ(InterContinental Carlton Cannes)」へ戻る事にした。

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ラグジュアリー盛り沢山な一日をしっかり楽しんで興奮状態、嵐の中走る「LVマークのメルセデス」の中でもポップなパーティー音楽がかかっていた。約30分程で到着、バタバタ部屋に入ると「夜食と白ワイン」がリビングに用意されている。ほんと至れり尽くせりのLVに感謝、お腹も一杯胸いっぱいぐっすり眠る事が出来たわ。即朝はびっくり!窓の向こうは快晴よ♪ 前夜が嘘のように、まさに碧い地中海と白い砂浜が
眩しいくらいに輝いている。昼頃にはもう水着姿の人が沢山出ていた。そしてそんな午前に行われたのは、前日「クルーズ・ショー」で発表されたほやほやの作品を改めて拝見できる「展示会(re-see)」。場所は宿泊する「カールトン カンヌ」同様クロワゼット通りに面する、1926年創業の豪華「ホテル バリエール ル マジェスティック カンヌ(Hôtel Barrière Le Majestic Cannes)」よ。カンヌ映画祭会場「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ

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(Palais des Festivals et des Congrès)」からすぐの所なので、毎年映画祭開催中のセレブ率の高さは言うまでもないわ。ベルエポック様式の館内にネオポンペイ様式とアールデコ調の柱など、華やかでかなり荘厳な内装が特徴的。と言う訳で数日に及んだゴージャス「ルイ・ヴィトン 2019 クルーズ・コレクション in コート・ダジュール」の旅。ジェットセッター的弾丸旅でも、充実度マックスの
豪華なLVツアーに酔いしれ満喫した。帰国後も担当してくれたLVJプライベート・クライアント嬢達から、お手紙や滞在中の写真を収めた「モノグラム・フラワー USBメモリ」なども送られて来てフォローも完璧。そうそう彼女達はヴァージルちゃんのデビューコレクション(Louis Vuitton Men’s Spring-Summer 2019)会場生中継に映っていた。またすぐに渡仏して忙しい中での心遣いに感心する。そうそう来週末には「新宿伊勢丹店」で大規模なポップアップイベントもあったね。

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日々企画イベントも欠かす事なく益々発展し続ける世界一のラグジュアリーブランド「LOUIS VUITTON」、次はまたどんな仕掛けで驚かせてくれるか楽しみだわ。