初夏らしい蒸し暑さの南仏コート・ダジュール。サン・ポール・ド・ヴァンス(Saint-Paul de Vence)にある「マルグリット&エメ・マーグ財団美術館(La Fondation Maeght)」で行われる「ルイ・ヴィトン 2019年クルーズ・コレクション・ショー(Louis Vuitton 2019 Cruise Collection Fashion Show)」に参加する為、私達夫婦はフランスはニースに降り立った。日の入りが21時過ぎなので、
夜だと言うのに空が夕日で青紫に染まっているわ。去年京都で行われた「2018年クルーズ・コレクション・ショー(Louis Vuitton Cruise 2018 Collection Fashion Show)」に続き今年も「ルイ・ヴィトン」からの招待に感謝、顧客冥利に尽きる♪ クルーズコレクション(リゾートコレクション)とは豪華客船でラグジュアリーな旅をすると言う前提の、贅沢な意味合いがあるコレクションなので、通常のパリコレより当然ショー設定がゴージャスになる。

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今回、日本から顧客枠で招待されていたのは我が家含めて4組のみ。世界全体の顧客枠でも60~70組で、プレスなど広報やセレブゲスト達を含めても300人程(昨年京都の半分)と言う貴重な席なのでワクワク。当然ながら今回のフランス入りは「ルイ・ヴィトンによるラグジュアリーな旅」を堪能すべく、ジェットセッター的弾丸往復にしたよ。日本から16時間かけてやって来た南仏「コート・タジュール空港(Aéroport Côte d’Azur)」、
パリの「シャルル・ド・ゴール空港」「オルリー空港」に次ぐフランス3番目に利用客が多い。着陸したら狭い滑走路脇には沢山のプライベートジェットが並んでいた。「F1グランプリ(Formula 1 World Championship 2018)」がちょうど行われていた「モナコ公国(Monaco)」へはヘリコプターも飛んでいる。今回はファーストクラス設定がない「フィンランド航空(フィンエアー Finnair)」ビジネスクラスで移動したからなかなか大変だった。

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こうなるとマジで自由な「プライベートジェット」を検討したくなっちゃうね(笑) 足早に「バゲージ・クレーム」に向かうと既に「ルイ・ヴィトン」フランス本社スタッフと、滞在中ずっと守ってくれる担当ドライバーが待っていてくれた。イケメンドライバーくんは、一番に出て来たスーツケースをサッと降ろして颯爽と運んで行く。「ルイ・ヴィトン」から発売されたトラッカー「エコー(Echo)」を装着した
LV新作4輪トロリー「ホライゾン by Marc Newson」は、乗り継ぎ中・到着後と世界の空港でスマートフォンを通じて確認出来て便利だったよ。駐車場にズラッと並ぶはお迎え黒塗りの「メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)V-Class」、オレンジの「LV」マークが入った特別仕様車♪ それに乗り込みニースから数十分一気に走るわ・・目指すはカンヌ(Cannes)。地中海沿岸コート・ダジュールに面した高級リゾート地カンヌと言えば、やはり「カンヌ国際映画祭」を思い起こすだろう。

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1946年に始まった「カンヌ国際映画祭(Festival International du Film de Cannes)」は「ベルリン国際映画祭」「ヴェネチア国際映画祭」と並ぶ世界3大映画祭の1つ。毎年世界中の名だたる映画関係者が一堂に会する。今年は5月8日~19日まで開催、国内外の約180作品が上映された。そして日本から出品された是枝裕和監督作「万引き家族」が、なんと最高賞であるパルム・ドールを受賞したのには驚いたわ。
出演している安藤サクラ氏がレッドカーペットで「ルイ・ヴィトン」の新作ローズピングのドレスを、プレス発表でレザージャケットやドレスにシューズなども着用していたから、何ともタイミングが良かった。車で通り過ぎるミラー張りの映画祭メイン会場「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congrès)」の24階段にはレッドカーペットも見える。海を見れば多くのクルーザーが停車し西方を見ると「シュヴァリエ山(Mont Chevalier)」

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がそびえている。そしてそこから東の「クロワゼット岬(Cap Croisette)」までナプル湾沿いに続くのが、カンヌのメイン的目抜き通りの「ラ・クロワゼット大通り(Boulevard de la Croisette)」ね。パラソルや青いメタルチェアーが並ぶ美しい砂浜の海岸線に沿って、わずか2車線の道路・細い歩道・・車だとあっという間(全長約3Km)でびっくり。その通り沿いにこそ世界の名だたる老舗高級ホテル
「マルティネス(Hotel Martinez in the Unbound Collection by Hyatt)」「カールトン(InterContinental Carlton Cannes)」「マジェスティック(Hôtel Barrière Le Majestic Cannes)」や「ルイ・ヴィトン」をはじめハイブランドショップが並んでいるわ。その中でも今回案内された宿泊先はカンヌを代表する最も豪華な「インターコンチネンタル カールトン カンヌ(InterContinental Carlton Cannes)」♪ 

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1955年のヒッチコック監督作品「泥棒成金(To Catch a Thief)」の舞台になった。つまりかのモナコ公国公妃でありアカデミー女優のグレース・ケリー(Grace Kelly)が、夫となるレーニエ大公(Rainier III de Monaco)と出会った歴史的場所。撮影に使われた623号室は現在「Alfred Hitchcock Suite」と名づけられている(「Grace Kelly Suite」は別にある)。そう言えば数年前このホテルで、
宝石展示会の最中に白昼堂々4000万ユーロ(52億円)分の宝石や腕時計などが強奪されたよね? 正に宝石泥棒だ。1912年に建設されたベルエポック様式ファサードの「カールトン」は歴史的建造物指定。7階建てで2003年と2012年に改装され、客室総数343室のうちスイートルームは39部屋。「シャロン・ストーン」「ショーン・ペン」「ショーン・コネリー」など有名俳優の名が付けられたスイートがある。ホテル専用のプライベートビーチと桟橋を併設し、

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クラシックなレストランとバー2つ、夏季限定「ビーチレストラン(Carlton Beach Restaurant)」もある。そんな訳で我が家が乗る車がホテル正面玄関に着けられると、ホテルの支配人を始め制服のスタッフ達、先日LV福岡店までわざわざ我が家に逢いに来てくれた、LV東京本社プライベート・クライアントのアシスタント・マネージャー嬢が笑顔で待っていてくれた。見るとこ見るとこ「LV」マーク、
そして行き交うのは新作「LOUIS VUITTON by Nicolas Ghesquiere」を着た人々?!この数日間は全館ほぼ「ルイ・ヴィトン」が貸し切っていると言う事でさすがの規模。周囲の有名ホテルも同様だろう、ゴージャスキラキラな世界に移動の疲れも吹き飛ぶよ。そしてLV嬢とホテルフロントマネージャー嬢に案内された部屋は、何と螺旋階段前正面玄関寄りの絶好位置、海が見渡せるベルエポック様式のスイートだった!部屋に入った瞬間奥の窓から見渡せる地中海にびっくりしたわ♪

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世界各国から沢山のVIP顧客が集まる中、まさか「カールトンのシービュー・スイート」に泊まれるなんて思っても見なかったからとっても嬉しい。更に驚いたのはベッドルームに入って。こちらもリビング同様素晴らしいシービューなのだが、キングベッドの上に置かれていたのがコレ!「Welcome to the French Riviera」のカードと、オレンジ・エピレザーのホルダーに入った「クルーズ・ショー」の正式な招待状(座席番号入り)。
そして~ルイ・ヴィトンからの豪華なプレゼントだよ?!男女それぞれの「特別デザインのTシャツ」、発売前「新作サングラス」のメンズ「パームツリー」とウィメンズ「グリース」!そして「新作フレグランス(LES PARFUMS LOUIS VUITTON)」のウィメンズ「ローズ・デ・ヴァン(Rose Des Vents)」とメンズは発売前「スール・ラ・ルート(Sur la route)」だった! 更に目が飛び出しそうになった、ゴールドチェーンが付いた柔らかな「特別のプティット・マル」、

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そして「LVマーク入りサシェ(臭い袋)」、後日「クルーズ・ショー」で観る事になる新デザインの「犬猫のステッカー」「モノグラム・カードケース」♪ とまぁさすがと言うしかない「ルイ・ヴィトン」のゴージャスプレゼント。皆テンションが一気にアガルったはずよね♪ ご機嫌で窓下のラ・クロワゼット通りを見下ろすと「カールトン・レストラン(Carlton Restaurant)」のパラソル・テラスで「LVウェルカム・パーティー」が開催されていて賑やか♪
既に21時を過ぎていると言うのに夕方の様な明るさで、楽しいバカンスの異国風情が素敵。遅めの到着の私達のためには、わざわざ部屋にディナーが用意されていたのにも感激したわ!ワインに詳しい主人の為に、担当クライアント嬢達がブルゴーニュの白ワイン「ラロッシュ シャブリ プルミエ・クリュ レ・フルショーム ヴィエイユ・ヴィーニュ(Laroche Chablis 1er Cru Les Fourchaumes Vieille Vignes) 2014年」をチョイスしてくれていた。

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2人のベテランサービスが南仏らしくキンキンに冷えたそれを運んで、フランス訛りの英語で陽気に話しながらさっと抜栓し注いでくれる。美しいイエローがグラスに揺れるとホッとする。程よい樽香・レモンの皮・・引き締まったアタックからさんとミネラルが調和する。微かに感じる余韻に残る苦味が味わいを完成させるわ。ちなみに一緒にサーブされた食前酒のライムを絞ったカクテルもスッキリ美味しかった。
更に運ばれる料理は、南仏の新鮮食材で作られたホテル自慢の地中海料理よ。「多種類のフルーツトマトとモッツアレラ」は新鮮フワフワなモッツァレラチーズと、色も形も様々な大ぶりカットのトマトがこんもり盛り付けられている。瑞々しいトマト達には粗塩やオリーブオイルを振ってある。シンプルながら旨味甘みある味わいでさっぱり一気に頂けた。メイン「地中海シーフードと夏野菜のグリル」はグリルした白身魚とサーモン。これも南仏らしくオリーブオイルと塩でシンプルに頂く。

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添えたレモンやライムを好みで絞りながらすっきり香りも美味しく、また白ワインとも調和した。添えられたアスパラガス・アーティチョーク・ブロッコリー・人参などの南仏野菜は、土の香りとシャッキリした歯ごたえも残して楽しく頂く。そして丸々一個をカットした山盛りの「メロン」と、サクサク生地が美味しい「フルーツタルト」までしっかり楽しめた。一息ついて・・ボルドー色大理石のバスルームへ。
フランスらしい「ゲラン(GUERLAIN)」のバスアメニティ(シャンプー/コンディショナー/シャワージェル/ボディローション/ソープ)が並ぶ。歯ブラシは何故か1セットしかなかったので「フィンエアー」ビジネスクラス限定「マリメッコ」アメニティポーチから出す(笑) 風呂上りも窓から海に向かう景色を眺めていたが、長いフライトで疲れていたし時差ボケもある事から、その夜は翌日に備え早めにベッドに入り眠る事にする。翌朝はルイ・ヴィトンから

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「優雅なスパ」の招待もあったが、海岸沿いの散歩やホテルでゆっくりする事を選んだ。更に「豪華なランチ」もルイ・ヴィトンからの招待があり、観光がてらに遠出ドライブをしましょうとの事で楽しみだった(この詳細は次回改めて)。加えて去年同様「クルーズ・ショー」に行く前にはプロのヘアメイクも付けてくれる。そうだLVに手配頂いた別日の「ルームサービス朝食」も簡単に挙げておこう。
山盛りに「バゲット/クロワッサン/パン・オ・ショコラ」「ふんわりオムレツ」「フレッシュフルーツ盛り合わせ」「ヨーグルト」「フレッシュジュース」、層になってた「カフェオレ」は濃厚香り豊かでさすがの美味しさだった。加えて夜遅くパーティーから部屋に戻った時は、プロヴァンスの白ワイン「ミラヴァル・ブラン・ヴァロワ(MIRAVAL BLANC VAROIS AOC Coteaux Varois en Provence)」がリビングに用意されていた。このワインは

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以前ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが所有していたワイナリー(醸造者マルク・ペラン)の物で、今は削除されているが2人の名を記した「ミラヴァル・ロゼ」が有名。そんな白ワインと共にと運ばれた夜食は、チキンと野菜たっぷりの「サンドウィッチ」にホクホク「フライドポテト」、「フレッシュジュース」「小菓子」。何時でも気が利く「ルイ・ヴィトンの至れり尽くせり」に感心するばかりだったわ。
そう言った訳で、世界中から集まった招待客や編集・広報は皆カンヌに滞在し、「クルーズ・ショー」の前後はそれぞれに合ったそれぞれの場所で「LV流もてなし」が行われていた。例えば日本の編集者・プレスの人達は、カンヌから船に乗ってレランス諸島(Iles de Lerins)へ。「鉄仮面(le masque de fer)」で有名なサント・マルグリット島(Ile de Sainte Marguerite)のレストランでランチを楽しんだとの事だった。その他顧客・招待客などの希望があれば、

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カンヌ近辺の名所観光やクルーズも手配してくれるし、そうそうカンヌから少し足を延ばして香水の聖地・グラース(Grasse)まで行き、ルイ・ヴィトンの香水工場「Les Fontaines Parfumées(香りの泉)」の見学をしたと言う人達も何組かいたわ(エマ・ストーンも)。そこでは香りのモーツァルトと称せられるルイ・ヴィトンのインハウス・マスター・パフューマー(Maître Parfumeur)ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード
(Jacques Cavallier-Belletrud)氏が、直々に案内や作り方・哲学など教授してくれる何とも感動的な素晴らしい体験だったとの事!私達は残念ながら工場訪問の時間が取れなかったが、たまたまその天才調香師キャヴァリエ氏御本人が「クルーズ・ショー」で、私達の近くの席だったのでご挨拶をさせて頂いた♪ 彼はとってもキュートで甘くて素敵な香りがした。メインの「クルーズ・ショー」後のスケジュールを簡単に挙げて行くと、終了後はそのまま皆車で数十分のアンティーブ

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(Antibes)に向かい、老舗名門「オテル・デュ・キャップエデン・ロック(HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)」でゴージャスなアフターパーティーが行われる。翌日はここ「カールトン」からも程近い華やか「オテル バリエール ル マジェスティック カンヌ(Hôtel Barrière Le Majestic Cannes)」で、クルーズ・ショーで発表された作品を改めて拝見できる「展示会(re-see)」が催される事になっていた。
ほんの数日間にどれだけラグジュアリー詰め込んで来るの?!的さすが世界一ブランド「ルイ・ヴィトン」のもてなしスケジュールなのであった。と言う事でまだまだ綴っていくゴージャス「ルイ・ヴィトンによるコート・ダジュールの旅」。次回紹介するのは「南仏ミシュラン星付きレストランで楽しむ絶景と美食」よ♪ イケメンドライバーくんの運転するLVマーク入りメルセデス・ベンツが山道をスイスイと上がっていく・・・そこはびっくり鷲の巣村は中世の世界だった?!続く・・

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