前回秋のインテリアの話をしたので、今回は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が手掛けるインテリア、ホームコレクションの話をしよう。今ちょうど「ルイ・ヴィトン表参道店」では「オブジェ・ノマド コレクション(The Objets Nomades)」を特別展示中。これは2012年に始まったプロジェクトで、世界の著名デザイナーが「旅」をテーマに創造するトラベル&ホームコレクション(動画)。
12組のデザイナー25アイテムとなっている。デザイナー達の感性がルイ・ヴィトンならではの上質な素材や職人技と融合する、正に夢の様なコレクションよ。もう家具と言うよりはオブジェだね。今回の特別展示会では、厳選された作品に加え新作も展示(13点)、一部製品の受注販売も行っている。ミラノ・サローネで発表された新作の、モノグラムの花びらをモチーフにした吉岡徳仁の「Blossom Stool」やインディア・マダヴィ(India Mahdavi)の「Talisman Table」もお目見え。

The Objets Nomades CAMPANA Fernando & Humberto

やっぱり欲しいのは、建築家のフェルナンドと法律家のウンベルトによるデザイナーデュオ、カンパーナ兄弟(CAMPANA Fernando & Humberto)のアートな卵型チェア「Cocoon」に個性的なソファ「Bomboca Sofa」でしょ。そしてアトリエ・オイ(atelier oï)のキラキラ「Spiral Lamp」にオシャレな「Swing Boat」だよね。注目はマルセル・ワンダース(Marcel Wanders)のシックな
「Lounge Chair」「Diamond Screen」「Lune Chair」、和の空間にも馴染みそう。他にもロー・エッジズ(Raw Edges)のロマンティックな「Concertina Shade」や「Concertina Table」「Concertina Chair」も素敵だわ。もう31日までなので是非急いで行ってみてね。そうだ、アーキテクトで言えば先日「東京銀座朝日ビルディング」が竣工したよう。そう我が家のワードローブな「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」が、年明けここの1・2階に移転オープンするのよ~♪楽しみ。

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今注目の「GINZA SIX」がある銀座6丁目、しかも並木通り沿いと言う「東京銀座朝日ビルディング」の総事業費は、解体費用を含めて何と約140億円!3階から12階はハイアット最新ライフスタイルブランドの「ハイアット セントリック 銀座東京(Hyatt Centric Ginza Tokyo)」が入る。客室164で最上「ナミキ スイート」は127m2。銀座の街を一望できるテラスやダイニングスペースもあるそう。
ホテルのインテリアデザインを手掛けるのは、赤尾洋平(STRICKLAND)「銀座の伝統と革新、その相反する2つの価値を空間におとしこむ」がコンセプトとの事。ちなみに彼の作品と言えばフォーシーズンズホテル京都の「鮨 和魂」、「スーパーポテト」出身だし派手和モダンって感じかな。 現在「ハイアット セントリック」ブランドはシカゴとマイアミで展開していて今回アジア初上陸。今後ニューヨークやパリなどの世界主要都市に開業予定。

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ブランド基本理念は「その街の最もエキサイティングな魅力発信源への玄関口」旅先のセンターと言う事で「旅」をテーマとするルイ・ヴィトンともピッタリね。1981年から日本初の直営店として牽引して来た「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」、今回歴史的移転オープンとなる新店舗は2層構造756m2。最新のストアコンセプトに基づいた明るく開放感のある空間になるそう。
と言う訳で遅ればせながら今月頭のパリコレ最終日に行われた、レディース・アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールによる「ルイ・ヴィトン 2018年春夏コレクション(Louis Vuitton Women’s Spring-Summer 2018 Fashion Show by Nicolas Ghesquière)」を簡単に紹介しておこうかな。前「2017-18秋冬コレ」に続きパリ・ルーブル美術館にて、今回は時計棟の地下でのお披露目となった。「タニスの大スフィンクス(古王国時代 紀元前2600年)」からのファーストルック登場よ。

煌々と白く浮かび上がる長いランウェイ、流れるBGMはウッドキッド(ヨアン・ルモワンヌ)の「OTTO」!以前ニコラがインスタで使っていたのでピンと来たよ。女性合唱団とデジタル子供合唱団を合成らしい。荘厳さの中にもエッジが効いた正に未来的でモードな音にゾクゾクでしょ。今回の春夏コレは一見して分かる18世紀のロココ装飾が印象的。それにニコラお得意のスポーツミックス!
豪華刺繍の中世貴族的ジャケットにモードな光沢のボクサーパンツ?!加えてデカいスニーカー!?今回は「Anachronism」がテーマとの事だが、時代錯誤と言うよりは時代を超越したと言った奇抜な優雅さはさすが天才ニコラ。美しいボウタイブラウス、透けて優雅に揺れるドレス、ふんわり大きな袖のシャツには、何とネットフリックスのSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(STRANGER THINGS)」のTシャツを合わせている(27日に公開されたシーズン2)!

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う~んニコラの個人的趣味満載(笑)古典ラグジュアリーかつニコラらしい未来的な、爽やかで神々しい素敵なコレクションだった。そうそう、ルーブル美術館って事でこちらの新作にも触れておこう、ジェフ・クーンズ×ルイ・ヴィトン「MASTERSコレクション」の第2弾が発表されたね。西洋絵画の巨匠らの名画をジェフによって現代的に再解釈した「Gazing Ball Paintings」を使用したバッグや小物のコレクション。
第1弾はダ・ヴィンチ「モナリザ」、ティツィアーノ「マルス、ヴィーナスとキューピッド」、ルーベンス「トラ狩り」、フラゴナール「犬と戯れる少女」、ゴッホ「糸杉のある麦畑」だった。そして今回第2弾は、クロード・モネ「睡蓮」、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー「古代ローマ」、エドゥアール・マネ「草上の昼食」、ポール・ゴーギャン「かぐわしき大地」、フランソワ・ブーシェ「ソファーに横たわる裸婦」。今回も誰もが知っている名作よね。

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LV定番の「スピーディ」「キーポル」「ネヴァーフル」「ネオノエ」「ポルトフォイユ・サラ」など、今回もLV独特のコーティングを施したキャンバスに完璧に表現。メタリックなモノグラムセルティやレター文字の金具、色鮮やかなトリミングなどでかなり華やか。これはもう豪華すぎるルーブル土産に最適じゃない?!ジェフ・クーンズと言えばやはりステンレスカラーコーティングのキラキラなラビットやバルーンドッグだよね、
バッグには取り外し可能なラビットのチャームが付いているだけど、LVロゴ入りのあの大きな金のオブジェは販売しないのかなぁ・・・とまたお気に入りのLVMHグループ「ドン・ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2004年(Dom Pérignon Rosé 2004)」を食後酒に開けて、主人とグラスを傾けながら思いを巡らす秋の夜長。あ、今度はニューヨーク(NYSE)でLV豪華歴史展示会「Volez, Voguez, Voyagez」が始まったんだね。と言う訳でこの秋も色々と話題が事欠かない世界一のラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」なのであった。

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