先日日本で開催された「ルイ・ヴィトン 2018年クルーズ・コレクション・ショー(Louis Vuitton Cruise 2018 Fashion Show by Nicolas Ghesquière)」。我が家もわずかな日本顧客枠に招待頂き、LVの素晴らしい企画力「京都ジャック」を満喫させて頂いた。「準備編」「ショー会場実況編」と記して来たので、今回は驚きの「アフターパーティー編」と続くよ。
招待客には京都滞在期間中、観光・交通・ホテル・食事・パーティー・ヘアメイクなど全てをルイ・ヴィトン側が用意。世界中から集まった顧客やセレブとその関係者、国内外の編集者なども加わって計500人程を相手に、LVスタッフ達はてんやわんや大変な作業よ。ヘッドにLVロゴマークを装着したタクシーも走らせ、まさに京都をジャックと言う感じだった。さて我が家は少し早めに、専属の大型センチュリーで「ショー会場(ミホ・ミュージアム)」を出たが、

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その後は出発するのもなかなかの混雑ぶりだったと聞いたよ。日が見る見る暮れて行く車中で、専属ドライバーが時計を見ながら「次は祇園新橋通のカクテルパーティーで、京都市長の挨拶がありますので急ぎます」と車を走らせる。聞けば「祇園新橋通」を一時通行止めにして「カクテルパーティー」の会場にしているとの事?!まさかの外、京都の公道を貸し切るなんて前代未聞、これまたサプライズ!
と言う事で向かうは祇園情緒にあふれる「祇園新橋通」、四条通りからぐるっと入って白川南道へ。車を巽橋手前の「辰巳大明神」まで付けると、既にギャラリーがカメラを構え車から降りる私達を撮る?!いや~一般人で申し訳ない(苦笑)スタッフ達も大声で交通整理となかなかご近所にも配慮が大変な様子。そこへ東京の担当嬢と福岡の店長が迎えに来てくれた。わ~い♪やっと会えたね~とテンションがまた上がるわ。

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江戸時代からのお茶屋や旅館など町家造りが軒を連ねる石畳の風情あるこの「新橋通」は重要伝統的建造物保存地区。1989年には京都市制百年を祝し「第1回京都市都市景観賞」も受賞した。京洛文化史に欠かせない祇園発祥の地で、歌舞伎・浮世草子・浄瑠璃などの伝統芸能はここを中心に発展して来たとも言えるわ。それを顕すのが「辰巳大明神」、祇園芸舞妓が必ずお参りをすると言う伎芸上達・芸能の御神様と言う事。
そしてそんな辰巳大明神の正面にある「祇園辰巳ネクサス」は、幕末当時は「井筒屋」と言うお茶屋で、池田屋事件の際に新撰組が池田屋前に探索していた歴史的場所。あの長州藩士高杉晋作が連日芸妓小梨花と逢っていた場所でもあるわ。と言う訳で「LV祇園新橋通ジャック」、通りにはシャンパンを配る黒服スタッフ達が並んでいた♪ 加ええて辰巳大明神裏門前には祇園の売れっ子芸妓・舞妓が揃ってお出迎えよ。

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今回アフターパーティーの為に呼び集められたの芸妓・舞妓は50人との事。そんな中で頂くシャンパンは「ルイナール ブラン・ド・ブラン(Ruinart Blanc de Blancs)」、LVイベントやノベルティなどですっかりお馴染み(もちろんLVMHグループ)。丸いクリアボトルに揺れる黄色が華やかでパーティーに良く合う。そう言えば以前我が家でもディナーパーティー前「ハマーリムジン」での移動の際、車内の乾杯に選んだのはこれだった。
白い花・蜂蜜・微かなスパイスが香り、透き通るようなミネラル感が清々しい飲み口・・担当嬢とショーの感想を話しながら、1729年創業世界最古のシャンパーニュメゾンの”シャルドネ・ハウス”の異名にふさわしい優しい味わいで喉を潤す。見上げると通りに並んだ飲食店の提灯にはLVマークと共に番号が付いている。聞けばマスコミ関係の人々は、インビテーションに書いてある番号の店へ行ってディナーをすると言う事だった、なんとまぁ面白い発想。

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通りでは海外からのゲストが楽しそうに芸妓さん達と写真を撮っている。さて我が家の招待されているディナー会場は何と!四条通花見小路にある赤壁の「祇園一力亭(一力茶屋)」。江戸の中期に忠臣蔵・大石内蔵助が豪遊した事でも有名な日本一のお茶屋ね。歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」にも登場し、近藤勇・大久保利通・西郷隆盛も出入りしていたと言う、祇園の中でも最も由緒のある歴史的なお茶屋よ。もちろん一見さんお断り。
時間と共にどんどん込み合って来る「新橋通カクテルパーティー」、一力側の強い要請により時間厳守というので早めに私達は移動する事に。専属車をまた「辰巳大明神」に呼ぶもなかなか大変な様子・・ギャラリーと声を張り上げるスタッフの中をかいくぐり、何とか乗り込んで近くの花見小路へ向かうわ。この日の「一力」はルイ・ヴィトンの貸切、1階座敷は日本人顧客50名程とルイ・ヴィトン ジャパンのデヴィッド・ポンゾ(David Ponzo)社長一行が占める。

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若きイケメンエリートのデヴィッド・ポンゾCEOと言えば、前スウォッチグループ サウスイーストアジア・プレジデントとしてシンガポールに10年近くいた。今回はその関係かな?「一力」の2階座敷はシンガポールからのゲスト達と言う事だった。小部屋はまた他国からのセレブや関係者と言った感じで、ホテル同様におよそ国別の振り分けとなっていたよう。予定より遅れたがやがて宴が華々しくスタートする。
新橋通にもいた芸妓・舞妓達がお酌にまわり、ポンゾ社長が挨拶と乾杯(日本酒で)の音頭を取った。プレゼントだと言う「一力の手ぬぐい」はひざ掛けに使う。置かれているお箸は、LVロゴに「Ichirikitei Gion Kyoto」の文字が入っていて話題になっていた。メニュー表は英語と日本語の2種類。ここでも日本酒に加えて運ばれたのは「ルイナール ブラン・ド・ブラン」。クリアで丸いボトルはお酌をする芸妓さんの美しい着物にも映えた。

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メニューは先附に胡麻豆腐、八寸は千代口に入った筍やうどの木の芽和え、海老や鯛鮨、鴨ロースにスモークサーモン、鰈南蛮漬け、花蓮根に一寸豆。向附は鯛と鮪。椀は海老真蒸に麩と椎茸。とここまで来て座敷の照明が落ちる・・芸舞妓さん達の歌と踊りが始まったわ♪ 噂の最年少舞妓さんや、関西地区のTV番組を持つ人気芸妓さんや、今一番売れっ子の面々が勢揃いして華やかな舞を披露してくれる。
さすがにこのレベルと人数を揃える事は、世界的イベントでない限り不可能だろう・・そんな豪華な宴に当然ながら皆カメラやスマホを向けて記録していた(笑)その後も彼女たちのお酌は途切れる事がなく、男性陣は皆さん上機嫌な様子だったわ。続いて運ばれたのは、焼き物のすずきの塩焼き。炊き合わせは賀茂茄子ぬ筍、鶏つくねに三度豆。そして白御飯と漬物。デザートは苺とマンゴーだった。

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そんな貴重な体験の「一力亭ディナー」も気が付けば深夜。実はこの後もオベントが用意されており、四条木屋町の3クラブ「WORLD」「SURFDISCO」「POP」をルイヴィトンが貸切ってのスーパーパーティーが行われると言う事。そこでは店舗とエレベーターの為になんとビルごと貸し切ってると言うのだからさすが♪(日本人顧客は「WORLD」へ)。ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターである愛するニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)や、
ショーで歩いてた世界トップクラスのスーパーモデル達、世界的セレブなゲスト達が皆がそこに集まって大盛り上がりなのは分かっていたが、我が家は既に体力の限界で(笑)早々にホテルに戻る事にしたわ。実は我が家の宿泊は、四条通沿い「一力亭」の目と鼻の先だったの。これはもうホテルに帰って、部屋で夫婦静かに大好き「ドン・ペリニヨン ロゼ(Moet & Chandon Cuvee Dom Pérignon rose)2002年」を開けて、LV尽くしの1日を振り返りつつ乾杯するよ♪

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そうやって幸せな気分で、「Louis Vuitton Cruises Collection 2018 in Japan」の豪華で楽しい夢の様な一日が終わっていくのだった。と言う訳で次回はその日の宿泊先、ミシュラン4ツ星ホテル「キザシ ザ スイート(KIZASHI THE SUITE)」のお話にしよう。続く・・

追記: 翌年の「ルイ・ヴィトン 2019年クルーズ・コレクション・ショー in マーグ財団美術館(Louis Vuitton 2019 Cruise Collection by Nicolas Ghesquiere in La Fondation Maeght,Saint-Paul de Vence)」準備編飛行機カンヌ宿泊編ランチパーティー編ショー現地実況編アフターパーティー編はこちら。