163年の歴史を持ち常にフランスの栄光の中にいる、世界1のラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」。我が家的ライフスタイル(衣食住)の、ワードローブ(衣)の要として長いお付き合いになるわ。国内のトップイベント内覧プレヴューショーなど頻繁に招待頂き、年末や誕生日などプレゼントも用意されるなど、色々と楽しませてもらっている。
そんな中、今年明けに知ったのは、2017年5月14日に「ルイ・ヴィトン 2018年クルーズ・コレクション(Louis Vuitton Cruise 2018 Fashion Show by Nicolas Ghesquière)」が日本で発表される!と言う重大ニュース。これまでのクルーズ・コレクションは、2015年をモナコ大公宮殿前パレス広場、2016年をカリフォルニア・パームスプリングス「The Bob and Dolores Hope Estate(ジョン・ロートナー設計)」、

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2017年をリオデジャネイロ「ニテロイ現代美術館(オスカー・ニーマイヤー設計)」で発表してきた。正に創業者の「旅の真髄(こころ)」を受け継ぐ、ルイ・ヴィトンならではの建築(アート)を巡るクルーズ・コレクションと言えるわ。マイケル・バーク(Michael Burke)CEO曰く「クルーズは異国情緒に溢れ、新たな発見があるようなコレクションであるべきだ」。
つまり「2018年クルーズ・コレクション」は本物のランウエイショーになり、もちろん日本初開催。先月ギンザシックスで行われた「ディオール(DIOR)」のオートクチュールショーの「再現」や、月末に綱町三井倶楽部で行われる「シャネル(CHANEL)」2016-17年秋冬コレクションの「再現」とは異なり、世界的な初お披露目のショーとなる。

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「パリ・コレクション(春夏/秋冬)」も世界中からセレブ・芸能人・上顧客、そして広報(エディターや業界人)に招待状が届く訳だが、50か所程で同時多発に行われるパリコレとは違って、ルイ・ヴィトンのクルーズショーは世界的に特別な場所を選び、まさに単独で行われる。と言う訳で、年明け訪れた店舗でもその話題は持ちきりだったが、
何せ世界規模のショーなので店舗スタッフも全く詳細を知らされておらず、全てパリ総本社・東京本社が動くという。開催都市ですら3月末に内々で「関西地方」との発表がなされた程度だった。そしてその後、ウィメンズコレクション・アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が、自身のインスタグラムでイベントのベース開催地は京都、ショーの開催地は滋賀「ミホ美術館(MIHO MUSEUM)」である事を発表した。

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ミホ・ミュージアムは、中国系アメリカ人の巨匠建築家イオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Pei)が設計。パリの「グラン・ルーブル」や「ガラスのピラミッド」を手がけている事で有名。そうそう、香港・中国銀行本店のあのエッジーなタワー(VS 香港上海銀行)でも知っている人は多いよね。個性的なモダニズムが海外から評価されていた「ミホ・ミュージアム」は、山深い奥地にあり京都市内から車で約1時間。
輝く不思議なメタルトンネルと近未来な吊り橋を渡った向こうに広がるのは所謂理想郷「桃源郷」。敷地内遠くに見えるガラスと鋼鉄の屋根は、ルーブル美術館のガラスピラミッドを彷彿とさせるわ。ニコラは数年前にここを訪れた際、瞬間的にインスピレーションが沸いたと言う。「パームスプリングスの砂漠、リオデジャネイロの海を旅した後、全く違った風景をゲストに紹介したいと考えこの地を選んだ」

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「広がる緑の中に浸って欲しい。I.M.ペイによるミホ・ミュージアムと、ルイ・ヴィトンならではの世界の建築を巡る旅は続く。2018年クルーズ・ファッションショーで私たちは、自然・壮大な地形・ユニークな建築ビジョンが複雑に絡まった空間に身を委ねる」との事。更にマイケル・バークCEOは「われわれと建築は切っても切り離せない存在。日本と言えば東京を思い浮かべるだろうが、他にも美しい場所はある」
「とても良く知っている国、でも行ったことがない場所は魅力的だ」とコメントしている。そして何と!某日我が家にも電話が掛かって来たわ!歴史的瞬間に私達も立ち会えると言う「ルイヴィトンからのスペシャルな招待」に感激至極♪ 日本で生のニコラのコレクションショーを間近で拝見できるなんて夢の様でしょ♪もう素晴らしすぎる。我が家の東京と福岡のそれぞれの担当嬢達もとても喜んでくれたわ。

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聞けば日本人顧客は全国からわずか約25組50人程!主な店舗からスタッフ1人ずつ(基本店長)が出され、海外からの顧客やセレブなど世界的有名人とその関係者、海外からのプレスに国内編集者なども加わって計500人程。欧米からのゲストは基本12日入りで、国内や近国からは前日13日または当日入り、地元関西の人は送迎ありの日帰りが多いとの事。
ホテルは「フォーシーズンズホテル京都」「ザ・リッツ・カールトン京都」「ウェスティン都ホテル京都」などいくつかを、およその国別で分けて貸切状態(プレス関係はまた別に)。加えて翌日15日は「フォーシーズンズホテル京都」での展示会と「葵祭」を見物するグループも。以上をベースに、「東福寺」でのウェルカムパーティーや、「祇園新橋通」でのカクテルパーティー、各アフターディナー、

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クラブパーティーなどなど参加・不参加を事前に選べる。そうだ!東福寺にはダミエ柄な庭(重森三玲作)あるよ?!それで選んだのね? 招待客には京都滞在期間中、観光・交通・ホテル・食事・パーティー・ヘアメイクなど全てをルイ・ヴィトン側が用意してくれる。大人数を相手に何とも大変な作業、正に京都をジャックと言う感じはスゴイわ。ちなみにハイヤーの一部(中型以下)にはヘッドにLVロゴマークを装着と言う徹底ぶりよ。
そんな訳で、1ヶ月程前からは東京の担当嬢が何度も連絡をくれ、全ての細かな要望を聞いてくれ至れり尽くせり。我が家の場合は現地でもその担当嬢がアテンドしてくれるというので安心。これはもう世界一のラグジュアリーブランドたるルイ・ヴィトンの究極のおもてなし、顧客冥利に尽きると言うものね。そうこうするうちに、ルイ・ヴィトン・ジャパンのデヴィッド・ポンゾ(David Ponzo)社長からのお手紙が届き、

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正式なインビテーション(山本寛斎とのコラボ)とイベント等スケジュールは、ノベルティと共に現地ホテルにそれぞれ届けられた。ここで当然ながらゲストとしては、ニコラのアイテムを着用することになる。言わずもがな私達夫婦はいつも服・バッグ・アクセサリー・サングラスに至るまで最新コレクションを愛用しているが、ショーラインのイメージを崩す事なくなるべくそのコーディネートで臨む事にしたよ。
ショー会場・晩餐会などでゲスト同士かぶらない様にする為だろう、事前に招待客は何を身に着けて行くかを聞かれる。と言うか、国内のプレビューショーレベルであっても私達は常に最新コレクションで臨んでいたが、今回はさすがに細かな所まで気になった。例えば万が一の降雨に備えて、最新折り畳み傘に至るまで追加購入した(笑) そうそう関連して言えば、先日フランス大統領になったエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏は、

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実はルイ・ヴィトンを愛用している事でも知られている。ブリジット夫人も以前よりルイ・ヴィトン・エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントであるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault/LVMH・CEOの娘)のアドバイスを受けており、夫婦で良くコレクションショーにも来場していた。今回の大統領選に関しても、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOは早くからマクロン支持を表明していたし、
ニコラはマクロン勝利を喜ぶ動画をインスタグラムにアップしていたわ。ルーブル美術館におけるマクロン氏の勝利演説で、壇上に上がったブリジット夫人のルイ・ヴィトンの装い(特にネイビーのコート)が、評判になったのはさすがのデルフィーヌ女史と言ったところね。ちなみにマクロン氏はワイン愛好家でも知られていて、ブラインド・テイスティングする動画に主人も感心していたよ。

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と言う訳で我が家もいよいよ京都入り。前日当日も何度となく担当嬢と連絡を取り、楽しみに向かう♪ 京都駅ではiPadに「Louis Vuitton Cruise 2018」画面のお迎えもあちこち見られた。さて我が家のお迎えハイヤーはゆったり黒塗り大型の「トヨタ・センチュリー」♪ 早速向かうホテルの紹介は改めて後日としよう。ホテルの部屋に入るとテーブルの上に置かれている「インビテーション&ノベルティ」が目に付いた!
荷物も放置で真っ先に開けてみるよ。これが噂の「LV寛斎コラボ風呂敷」か~♪う~んインパクト大。スケジュールやその他案内は「LVエンボスロゴ in 日の丸」ファイルに入っていた。風呂敷をほどくと中には伏見の酒「月の桂」、ダミエ風「白磁網目文 組小椀」2個、「LVロゴ入り 歌舞伎フェイスパック」、そして「LV寛斎コラボステッカー」が入っていた。そして何より大事なのは招待状。

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コレクションショーや一大イベント時恒例の重厚なホルダーは、ツヤツヤヴェルニ素材にタイガ柄ととっても素敵♪ テンション上がるわ!さぁ新作ロングドレスに着替えてお迎えを待とう(ドキドキ)。向かうはぽんぽこ狸の滋賀県甲賀市信楽町、美しい自然に囲まれた「ミホ美術館」ね。そういよいよニコラ降臨よ!お天気に恵まれて最高の日和になって良かった。
イケメンのポンゾ社長曰く「クルーズショーでは雨が降らない様に毎回祈祷をお願いしている」甲斐があったのかしらね?!丁寧な運転で山に向かって進むセンチュリー・・気が付けば前後はLVマークのタクシーが挟んでいた。トンネルを抜けると遠くに見えてきたのは、イオ・ミン・ペイによる鉄筋コンクリート造の橋梁・・よくこんな山中に造れたものね~と感心して見上げる。ぐるりぐるりと山道を更に上がって到着したそこは、この時限りの美しきLVの秘境だった。「ショー会場実況編」「アフターパーティー編」に続く・・

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