今年もあと2日、師走半ばから怒涛の主婦業てんてこ舞い、御節の準備も今日がピークでございます!(気合) 今年も色々とイベントも多く、10月には当サイトも移転リニューアルとなり、ご報告の漏れがありつつも無事に年末の締めと相成りました。来春で開設丸14年、家族3人でこの年月を続けて来れたのもひとえに皆様のお蔭でございます。
さて先月今月と、ホリデーシーズンに向けて何度となく訪れている「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」。各地各店舗で色んな限定ショーウィンドウディスプレイも拝見できで華やか。気が付けば我が家には、鮮やかなオレンジ「インペリア・サフラン」の新ボックスを積み上げた、LVタワーならぬクリスマスツリーが出来ていたよ。

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我が家お馴染み九州最大の地元・福岡店の真ん前は警固公園、福岡・天神地区では最も華やかなイルミネーションスポットで大賑わい。アイススケートリンクやクリスマスマーケットも行われていた。この日もいつもの様に「さざ波ファザード(建築家・青木淳氏デザイン)」を見上げつつ、2階レディスエリア奥のVIPルームに入る。運ばれたシャンパンは「ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット(Veuve Clicquot Ponsardin Yellow Label Brut)」、年末の贈り物として「ショコラティエ パレ ド オール(CHOCOLATIER PALET D’OR)」も頂く。
前回は「2016-17年秋冬メンズ」や「2017クルーズ」バッグを購入したが、今回はホリデーの「THE GIFT WORKSHOP」に加え、入りたての「2017年春夏ウィメンズ」のドレスもゲット!もう直ぐに着る着る着る♪

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前回お話したけど、アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)にとっては初と言える「ドレスアップ・スタイル」のコレクションよ。エレガントでシンプルな大人のジャージードレスに一目惚れしたわ。思えば今年は東京・紀尾井町での展示会「空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン(Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton)」も大盛況だったLV、来年もまた色々と驚かせ楽しませてくれるに違いないね。
そうそう早速2017年年明けには「アート・オブ・ギフティングーギフト選びの美学」と言う約30種類のギフトコレクションが登場するのよ。3テーマ「ザ・ジョイ・オブ・ライティング(書く喜び)」「ザ・ジョイ・オブ・デコレイティング(飾る喜び)」「ザ・ジョイ・オブ・ゲーミング(遊ぶ楽しみ)」で、文具・トレー・フォトフレームほか、遊び心あるレザー小物やおもちゃなどが勢揃い?!

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国内9店舗店で取扱うとの事で、もちろん既に担当嬢にも確認済み。我が家にとってはデスク周りを彩るライティンググッズは外せない。各種ノート・デスクパッド・鉛筆・ペンホルダー・スタンプパッド・・そうそう20年近く昔の廃版レザーカバーのノートブックなども大切に使っているのだけど、新たにエピやタイガのレザーカバーも出ると言うから、主人はかなり嬉しいと思うわ。
その他、モノグラムキャンバスのケースに入ったロゴ入りのサイコロやトランプ、レザーのコマやヨーヨー、テディベアのルイくんも登場するらしい。ますますギフトアイテムが増えて、贈る側も貰う側も嬉しい楽しいね。・・と年末のご挨拶だけの予定がまた長くなってしまった。以下は先日「ルイ・ヴィトン福岡店」で買い物を楽しんだ後に向かった、同ビル上階の「リストランテASO 福岡・天神(Ristorante Aso Fukuoka)」でのお話を主人から~~(良いお年を)

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と言う訳で少し前の話になる。普段は個室を使わせて貰う事多いのだが、この日は急な予約だったと言う事もあり久しぶりに賑わうダイニングでディナーを楽しむ事にした。LVで「ドン・ペリニヨン(Dom Perignon Vintage) 2002年」を頂いていたが、こちらでは千葉篤志支配人が、グラス・シャンパン「ドゥラモット ブラン・ド・ブラン ひらまつ(Delamotte Brut Blanc de Blanc Hiramatsu)」をプレゼントしてくれた。
グラスにはピンクの生バラが飾ってあり、妻が「わ~い!ロマンティック~♪」と機嫌よい乾杯。そんないつも明るくノリが良い千葉支配人と近況を話す(笑) 札幌出身の彼も南国福岡に来てちょうど丸3年だ。今年は7月に賢島、10月には熱海、今月27日には箱根・仙石原にホテルをオープンした「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ(THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS)」。

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更に来年以降は沖縄・宜野座に4つ目をオープンする予定だそうだ。かなりペースが早くて驚く。思えば沖縄はまだ適度にラグジュアリーなホテルが少ないので、「スモールラグジュアリー」と言うひらまつホテルズ&リゾーツのコンセプトは面白いかもしれない。そうなると福岡勤務のスタッフ達は沖縄に向かう可能性が出てくるのであろうか??(笑)
まぁいつもこの時期話題になるが、全国あちこちと転勤になるスタッフ達は家族を含めて皆さん大変そうである・・身体には気を付けて頑張ってほしいものだ(合掌) そう言えば若きエース窪津朋生シェフはNHK福岡の番組でもお馴染みだが、そろそろ移動では?と言う噂もある(妻の悲鳴 笑) と言う訳でこの夜も、そんな窪津シェフお任せのコースを美味しく頂いた。

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まずは賑やかなアミューズが運ばれて来た。「1キロ以上の良い伊勢海老が手に入りましたので」とやんちゃな笑顔の窪津シェフも登場。グラスに乗せられた串刺しの伊勢海老は、上からウニの魚醤を塗って炙っている。グラス底の炭には火がついていて、燻製香が立ち上がる。上から下からと香りで挟み込んだと言う訳だ。
半部生、ミキュイの伊勢海老の細やかな甘みに複雑な燻香がまとわりつく・・最初から贅沢な気分になって効果的だ。スプーンには白トリュフを乗せたオムレム、これもまろやかで良い香り。更に手前には、岐阜からわざわざ取り寄せたと言うこだわりの有機野菜の甘みと、自家製タッブマナードの程よい濃さが余韻をまとめあげてくれた。これには大分の麦味噌のアクセントも加えている。

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ASOらしいプレゼンテーションと美味しさが調和したスタートに、妻は「窪津シェフは来る度に美味しくなって、また進化してる!」と嬉しそうだ。次はこれまた香しさと共にやって来た「松茸 フォワグラ」。国産松茸薄造りの香りがテーブルを穏やかに包む。そこに窪津シェフが九州に来て以来こだわっていると言う「博多地鶏の出汁」を注いで完成だ。
野菜を使わずにかなり濃度のある出汁。そこに昆布出汁も少し加えて松茸も刻んだ。プレート一面を覆う松茸の下には、やはり優しい火入れのフォワグラがフランと共に潜んでる。季節の香り、優しい食感、余韻に収斂する味わいが三位一体に調和した身も心も温まる一皿だ。複雑な味の重ね方ながらもシンプルに美味しかった。

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そして続く「北海道産秋刀魚のパスタ」が運ばれて来ると妻は思わず「サンマ定食みたい!」と声を上げる(笑) シチリア伝統のイワシとウイキョウのパスタ「コンレサルデ(Pasta con le sarde)」を再構築したもの。イワシをサンマに置き換えたと言う訳だ。まずはサンマを適度にほぐし、グラスに入ったスパゲッティ「フィリッポ(FILIPPO)」を、ザッと自ら皿に乗せる。見た目は和だがキチンとイタリアンに着地している。
振られた「ウニカラスミ」もシェフが発掘した食材だ。カラスミとバフンウニを合わせて熟成させた味わいがちょっとしたアクセントになっていた。少し硬さを残した麺とソース、そしてサンマの脂と香りが実に絶妙に絡み合う。パスタ好きの妻も大満足の様子であった。

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最近の「リストランテASO天神」と「レストランひらまつ博多」は好みのワインや飲み頃のワインが少なくなってしまったので、いつもチョイスするのにひと苦労する(笑) これも大阪出店やホテル展開の影響だろう。そんな中から千葉支配人が勧めてくれたのは「フェヴレ マジ・シャンベルタン グラン・クリュ(FAIVELEY Mazis Chambertin Grand Cru) 1999年」。
1825年創立の「フェイブレ」、ネゴシアンであると共に120haの自社畑も所有する。特にジュヴレ・シャンベルタンには14haの畑を有し、うちマジ・シャンヴェルタンは1.2ha。1999年に栽培責任者が引退して品質は傾くが、2006年から持ち直しつつある。そもそもフェヴレは我が家的には余り良いボトルに出逢った記憶がない・・さてどうだろうか?

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解けた角砂糖のような樽香、柔らかいブラックチェリー、土っぽいニュアンス。余り凝縮感はなく清廉なミネラル感が背筋を通っている。熟成感は適度にあるのだが、魅惑的な飲み口には達してない。樹齢の高い古木らしい雰囲気は醸し出してるも、果実の集中度がないため、全体のバランスが取れない感じだろうか・・妻は残念ながら杯が進まなかった。ワインに魅了されるというよりは、マジ・シャンベルタンらしい力強さが熟成によってほどけつつある「雰囲気」を確認する1本となった。
そこへ運ばれて来たのはメインの「鹿児島阿久根の鹿肉」。鹿肉の中庸な味わいに続けて巻いたシソの酸味がポイントだ。ジュのソースにフォンドボーを加えて若干の濃度を足したうえ、山椒のアクセントを添えたソースが美味。グッと味わいは強くなったが味わいのバランスが取れている。付け合わせも九州各地から揃えたものだ。

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熊本産新里芋は燻香をつけたチーズを乗せて火を入れた。熊本の安納芋、福岡の銀杏や百合根と瑞々しい季節の味を楽しめた。ASO天神を任されて丸3年となった窪津シェフ。九州各県で色々学び自ら素材を集めつつ、生き生きと自信を持って料理している姿が良い。ASOらしいプレゼンテーションの工夫も継承しながら、独自の世界を広げ年々美味しくなっている伸び盛りのシェフだろう。
さて2016年も全国様々なレストランで完成度の高いプレートと美酒(ワイン)を夫婦で楽しめた1年であった。来年2017年も夫婦で一期一会の素晴らしい時を過ごすために、上質なレストランと極上のワインを追い求めていきたいと思う(わ~い♪と拍手の妻)。皆様も良い年末年始をお迎えください。