40年ぶりの寒波(福岡でも-4度)におののく南国人な我が家。暖冬だったのが幻のように思える(朦朧)ここ数日の零下。東京の方が随分温かいじゃないの!思えば先日宿泊した、紀尾井町「ホテルニューオータニ東京」。その日ファーコートの中は汗ばむくらいだったよ。2万坪の敷地に3棟のビル(客室1400・宴会場34・レストラン38・ショップ200店)と言うその巨大ホテルは、昨年開業50周年を迎えた。
快晴な週末の午後、車を本館「ザ・メイン」正面玄関に付けると、ポーターが荷物をそのまま11階「エグゼクティブラウンジ」に運んでくれる。11・12階に位置するホテルの中のホテル「エグゼクティブハウス 禅」全87室禁煙。カードキーでのみアクセス可能、セキュリティもプライバシーもしっかりしていてニューオータニ内でも特別な空間。

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チェックイン・アウトするのはその専用ラウンジ(200m2)。和モダンな侘び・寂び墨絵のデザインの中、ホテル先鋭スタッフのクールで無駄ないサービスが良いわ。案内されたテーブルには、温かいウェルカムドリンクとおしぼりが運ばれる。1日4回のフードプレゼンテーションに加え、ビジネスサポートやコンシェルジュ機能も万全。
そうだ、この日はちょうど月に一夜の宿泊者限定「ZEN Music Lounge」が行われていて、新年と言う事で琴の生演奏と日本酒が楽しめるとの事だった。「エグゼクティブハウス 禅」には2つの最高級ガーデンスイートがある。一つは昨年にも宿泊した「夢窓庵 MUSOU-AN」115m2、そしてもう一つが今回宿泊した「エグゼクティブ・ガーデンスイート」102m2。

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この部屋は随分と久しぶり。ラウンジを出て墨絵デザインの廊下を抜けて行く・・浮かび上がる白いラインは白砂の様。「夢窓庵」同様に部屋の扉に特別感がある。入って玄関スペースは黒石床に盆栽など華やか和のディスプレイ(照明が凝っている)。ここにゲスト用トイレがある。内扉を開けると正面にパープルとシルバーを基調にした明るいダイニングスペースが広がる。大きな艶黒塗りのダイニングテーブルと壁飾り棚。
扉(モニター付きインターフォン)の左側には、パープルとゴールドを基調にした和モダンのリビングスペースがあり、「夢窓庵」より少し狭い印象。フラワーアレンジメントや陶器はシックで良い塩梅。手前奥には書斎スペースで、墨アートに金の照明が華やか。ここにネスプレッソやミニバーがある(グラス類はbodum製の耐熱)。茶類は京都「一保堂茶舗」のもの。

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ちなみにこの日リビングに置かれていたウェルカムスイーツは、ホテル内「パティスリーSATSUKI」の「プリマバウムクーヘン」。中島眞介シェフパティシエが、こだわりのレシピを元に年月をかけて開発した物との事。ダイニングから右に進んで行くとベッドルーム。ベッドリネンはFRETTE社製。こちらもくすんだパープルとゴールドの落ち着いた大人の空間。
和紙風照明や茶碗のディスプレイ(照明使い)が印象的。ここも「夢窓庵」同様女性に嬉しい化粧スペースもあり。壁が鏡になっていて、明るくて広いので使い易かった。続く奥にはクローゼットルーム。墨画浴衣にパジャマ、タオル地スリッパ(黒)にバスローブ、木製シューキーパーも2つある。その向かい側に、白を基調とした広々明るいバスルームが広がる。実は部屋の一番気に入っている部分がここ。

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床には白いファーの敷物で優雅な雰囲気よ。黒石洗面台にはフィリップ・スタルクの白のWシンク。洗面鏡に浮かぶテレビ。背後に広めのトイレ(ここにも白いファーマット)。奥の窓際が大きなバスタブとシャワーエリア(GROHE社製レインシャワー)で、とにかく開放的なのが良い。
バスアメニティは「サルバトーレ・フェラガモ タスカン・ソウル(Salvatore Ferragamo Tuscan Soul)」のシャンプー・リンス・シャワージェル・ボディローション。男女それぞれに資生堂コスメセットがあり、女性用は「エリクシール」のメ-ク落とし・洗顔フォーム・化粧水・乳液。その他「バスソルト」「へちまたわし」「マウスウォッシュ」など。スーピマ綿(最高級超長綿)を使用したタオルも各サイズたっぷりある。

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思えば「禅」ができる前によく泊まっていた「プレジデンシャルスイート HIROSHIGE」のバスルームに似ている。どの部屋からも(バスタブからも)窓を見下ろせば、500年の歴史を誇る美しい日本庭園と、都内シティホテル最大級のガーデンプール(2000m2)。向こうには東宮御所、東京タワーも見える。
そうそう、ニューオータニ自体が環境に配慮のテーマを掲げているので、個別空調(カビなど)や窓ガラス(紫外線など)が安心。「夢窓庵」は枯山水風テーブルや竹のバスタブなど、全体的にかなり派手な演出なので、比べると少しシックで明るいこの「エグゼクティブガーデンスイート」は落ち着いた空間デザインと言える。

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さて朝食は「エグゼクティブラウンジ」で、「ピエール・エルメ・パリのクロワッサン」や有機野菜など、こだわりの食材を使用したコンチネンタルブレックファーストが頂けるが、今回も我が家はルームサービスにした(館内4か所のレストランでも可能)。「アメリカン ブレックファースト」は、ジュース(オレンジ/グレープフルーツ/トマト)、
卵料理(オムレツ/スクランブル/目玉焼き/ボイル)に、ハム、ソーセージまたはベーコン添え。パン(トースト/クロワッサン/バスケット)、ドリンク(コーヒー/紅茶/ハーブティー)。もう一つは「エッグベネディクト ブレックファースト」で、エッグベネディクトに加え、ジュース(オレンジ/グレープフルーツ/トマト)、フルーツヨーグルト、サラダ、ドリンク(コーヒー/紅茶/ハーブティー)となる。

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私は外せない「ホットチョコレート(ココア)」も注文した。さすが年間約50万人の宿泊客数と言うだけあって、ルームサービスメニューがかなり充実している。朝食も単品ではシリアル各種やパンケーキ・フレンチトーストなど。オールデイダイニングでは、海老フライやビーフシチュー、ハンバーグにサンドウィッチ、パスタにハヤシライスカレー各種など。
更に夜食は焼肉丼やフカヒレ入りラーメンなどなど、とにかく凄い品数。ランチやディナーでは、スペシャルコースメニューやお子様セット、うどん各種やロースカツ重・うな重まであってびっくり。中でも目を引くのが、館内に2店舗ある「銀座久兵衛」の支店から届く寿司のルームサービス。「にぎり」「ちらし寿司」「刺し身三点盛り(赤身・白身・イカ)」と、英語表示も分かり易い事から外国人客にも人気ではないだろうか?

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ちなみに今回の宿泊目的もホテルのグルメイベント。前回宿泊時は、日本人初のフランスミシュラン2ツ星レストラン「Passage 53」のフェアだったわ。今回もガーデンタワー40階にある「ベッラ・ヴィスタ(BELLA VISTA)」が会場・・それは京都の名店、日本料理「祇園さゝ木」佐々木浩氏が提案する「松葉蟹」をテーマにしたフェア。
ホテル全体の飲食部門を統括する谷宣英エグゼクティブ・シェフソムリエが、その「さヽ木」の料理に合わせたグラスシャンパーニュを提供する、と言うので楽しみにやってきたよ♪ 谷ソムリエやベッラ・ヴィスタの小山典昭副支配人たちと楽しいお話もできた。スペシャルなコラーゲンメニューでお肌プリプリしっとりになったし~・・これらについては主人から次回詳しくお話するでしょう。続く・・

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