風はまだ冷たく寒いものの、3月に入って日差しに少しは春を感じるこの日。宿泊先の「グランドハイアット東京(Grand Hyatt Tokyo)」から少し散歩に出たよ。ホテル4・6階から繋がる六本木ヒルズ・ウェストウォークは、先月75歳で亡くなったジョン・ジャーディ(The Jerde Partnership)氏の設計。ガラス張りの吹き抜けや緑の割合も美しく、花崗岩と流れる水などもクールで、ヒルズ内で最も好きな建築物(「キャナルシティ博多」も彼の作品)。
そんなウェストウォーク2階にあるのが「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(La Maison du Chocolat) 六本木ヒルズ店」。ビジネスエリアでありながら開放的でリラックスできるこの店舗は、主人も仕事の合間に一人で立ち寄る事もある大人カフェ。そう言えば先月はシェフ・パティシエ・ショコラティエのニコラ・クロワゾー(Nicolas Cloiseau)氏のアシスト、アレクシ・ダゲ(Alexis Daguet)氏が来日。

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各店舗で「バレンタインイベント&サイン会」も開催されたそう。この日のディスプレイは正にホワイトデー♪ピンクローズが満載の柔らかな雰囲気。当然ながら店に入って一目散にショーケース内を指差し「この薔薇の~♪」とお願いする。ピンクの薔薇が描かれたアイボリー色のエレガントなボックスに、ピンクのリボンが掛けられた限定品「2015年ホワイトデー」4185円。
開けて目に付くのは爽やかにバラが香る限定レシピの、ダマスクローズの蕾とブラジル産ピンクペッパーで風味付けしたダークガナッシュ「バラのつぼみ&ピンクペッパー(Rose Baies de Roses)」。可愛い♪そしてプレーンな、ダークガナッシュ「カラカス(Caracas)」とミルクガナッシュ「シルビア(Sylvia)」とミルクガナッシュムース「ボエーム(Boheme)」。

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お気に入りのキャラメル風味のミルクムース「リゴレット・レ(Rigoletto Lait)」と人気定番が並ぶ。更にはフレーバーガナッシュの、南仏産レモンを用いたダークガナッシュ「アンダルシア(Andalousie)」に、フランス産フランボワーズ果肉を用いたダークガナッシュ「サルバドール(Salvador)」、グラン・マルニエ風味のダークガナッシュムース「バレンシア(Valencia)」も入っていて完璧な詰め合わせね。
そうそうショーケース内、隣に置いてあった季節限定の「マロングラッセ」6粒入3780円も、シャンパンピンクなラッピングで可愛いので追加購入する。イタリア・トリノ産の栗を、甘さを控えめにグラサージュした絶品のマロングラッセよ。さて、会計を待つ間にカフェエリアでシャンパンでも楽しもうかとメニューを見る。

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美味しそう・・ケーキもちょっと食べたいなぁと言う事で、結局六本木ヒルズ店限定の「アントルメとドリンクのセット(Cafe ou The avec Entremets)」1458円を頂く事にしちゃう。これは国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」と六本木ヒルズとのオリジナル・コラボメニュー。
そう言えばパリの「ルーヴル美術館」に行ったなら必ず地下にある「ラ・メゾン・デュ・ショコラ カルーゼル・デュ・ルーヴル店」に寄るよね。穴場でお土産購入に便利。もとい、数種ある中からドリンクは「ダージリン・ティー」を、ケーキは定番のフランボワーズとショコラムースが重なった「サルヴァドール(Salvador)」をチョイスする。

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主人はグラスシャンパンの「テタンジェ・ブリュット・レゼルブ(Taittinger Brut Reserve)」1620円と「エクレール・ショコラ(L’Éclair chocolat)」675円。この組み合わせはパリでお馴染みだね。「それい~な~羨ましいな~」とじっと眺めていると、主人が改めてメニューを見て「これはどう?ピンクだよ?」と勧めてくれる。
ん?「1688 グランロゼ(1688 Grand Rose)」1188円、「1688年の伝説のレシピを甦らせ、2011年に鮮烈なデビューを飾った最高級ノンアルコール・スパークリング・ロゼ」と記してあるよ。1988年に奇跡的に発見された秘伝のレシピは「絶世の美女との恋を成就させた」と言う伝説があるのだそう、ロマンティック。

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見た目普通にピンク色が綺麗なロゼ・シャンパン、淡く繊細な泡立ちにほんのり甘くて優し香り・・赤と白の葡萄濃縮ジュース100%に、ミュスカの天然アロマを加えているんだって?!2011年に仏外務大臣主催晩餐会で復活お披露目、2012年にはフランス農業工業食品開発機構 健康食品部門「最優秀賞」を受賞し、フランスではとても流行っている。そうだANA国際線ファーストクラスにも出されていたね。
ノンアルコールなのに気分はちゃんとロゼ・シャンパンって言うのが良い♪ ビジネスランチや車の運転前、妊婦さんや子連れのパーティーとかに使えそう。そんな感じで予定より長い大人のスイーツタイムを過ごし、すっかりお腹も気分も満足して、限定品を片手に店を後にした。次のシーズン、5月からは夏の新作「エスプリ・サレ」が登場する。

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なんとタマネギ・オリーブ・唐辛子・マッシュルームなど、野菜のフレーバーが入った「野菜のチョコ」と言うからびっくり!スイーツではなくアペリティフに挑戦すると言う事?!現在世界のラ・メゾン・デュ・ショコラ店舗数は43、日本はフランスに次ぐ市場だそう(3位はアメリカ)。
先月来日していたジョフロワ・ダングルジャン(Geoffroy d’Anglejan)CEO曰く「今年はウェブサイトのリニューアル、更に新コンセプト・ブティックをスタートする」との事。進化をし続けるラ・メゾン・デュ・ショコラ、ワクワクの新コンセプト・ブティックの東京店オープンは2016年になるそうだが、それまでも色々盛りだくさん・・楽しみにしていよう♪

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